男性ってなんで人に興味がない人が多いの?
妻からこんな事を聞かれました。
今は僕と義父・子供(男の子)・妻の4人暮らしなので、男3:女1です。
妻は助産師なので職場は99.9%女性です。
「男性は人に興味がない人が多い」というのは、妻が周りの男性陣を見て、素直に思った感想なのでしょう。
しかし、本当にそうなんでしょうか?
多くの人は人に興味が”ある人”と”ない人”を区別する時、口数の多さとか人にどれくらい喋りかけるかを基準にします。
それは、表面的に一番わかりやすい指標だからです。
しかし、それだけの指標だと本当にその人が人に興味がある人かない人かは判断できません。
僕は普段から人に喋りかけることが少ないので、人に興味がないと思われる側の人間です。
自分から喋りかけることの少ない僕にとって、会話は十分に足りているし、喋りかける用事もないので話しかけないってだけなんですけどねw
そこで、表面的に人に興味がないように見える人と本当に人に興味がない人の違いをお伝えしていきます。
人に興味が無いように見える人の特徴
まず大前提として押さえておきたいことは、男性でも人に興味がある人はあるし、女性でも人に興味が無くて自己中な人もいるということです。
男女差があるとしたら、男性は平均1日7,000語喋るのに対し、女性は平均20,000語喋ると言われている(米メリーランド大学の研究結果)ので、特に同棲カップルや夫婦では女性の方が「コミュニケーション不足なんじゃない?」と感じる割合が多くなると思います。
そうなると、「あれ?この人私に興味なくなったんじゃない?」と不安に思ってしまうかもしれません。
他にも男性にとっての会話はの目的は情報伝達で、女性は会話することそのものが目的と言われています。
そういう男女差も踏まえた上でこの先を読み進めていただけたらと思います。
まず初めに人に興味がないように見える人の特徴をお話していきます。
以下にあげたような特徴を持つ人は、人に興味がないように見えて結構人に興味がある人です。
人見知りだったりシャイだったりする場合を除けば、「話しかける必要がないから話しかけない」と思っているのかもしれません。
そうなると、必然的に口数は減るものです。
・人間観察に重きを置いている
・会話が必要な時だけ会話する
・指示しない、強制しない
・人に聞くよりまずは自分で調べる
表面的にはそう見えなくても、人に興味がある人は人をよく観察しています。
相手が動画見ているんだなとか、本に集中しているなって時に、わざわざ話しかけません。
どうでもいいような雑談の時にあえて話しかけることで、相手の集中をストップさせて、こちらにエネルギーを向けさせることになるので。
人に興味がないように見える人は、自分で調べてわかったら、それで完結してしまいます。
だから、どうしても相手に聞かなければいけない重要な事柄以外は、聞かないまま問題解決に至っているケースがあって、結果会話の必要がないという判断をしていることもあります。
あとは、自分は自分、相手は相手と思っているので、相手が何をやっていようと基本口出しはしません。
よほど改善してほしいことがあれば指摘はしますが、相手が自分の思い通りに動くことに期待もしてないので、指示したり、強制するような言い方はしません。
これらの事をふまえると、人に興味がないように見える人は、周囲や目の前の人のことは見ていても話しかける必然性が減ってくるんですね。
その結果、「人に興味がない」と誤解されがちなのです。
本当に人に興味がない人の特徴
「人に興味がない」は、言い換えると「自分のことしか考えていない」ということです。
自分がしんどい事や、やりたくない事、面倒なことはしようとしません。
もし、やっていたとしてもそれは自分のためです。
自分の評価を上げるためだったり、自分が良く見られるためだったり、自分のことにしか興味がないのです。
自分の得しか考えていない人たち…。
特に関係が親密であるほど、顕著に表れます。
人は表面的にはいくらでも取り繕えますからね。
本当に人に興味がない自己中野郎の特徴の一部が以下の通りです。
・家事育児分担が10:0もしくは9:1
・帰宅時間が不明
・自分の分しか用意しない
・わからない事は相手の状況に関わらず何でも聞く
・後で使う人のことを考えない
・邪魔なところに物を放置
基本自分が楽することや得することしか考えていないので、主体的に考えて行動するとか、相手の気持ちを考慮することとは無縁な人です。
だから、同棲や結婚をすると家事分担の割合が10:0、よくて9:1になるんです。
人は増えて負担だけ増えるから、「あれ?一人暮らしの頃の方が良かったんじゃない?」と思います。
人に興味がない人は当然のように配慮がないので、あなたが晩御飯の用意をしていつもの時間に待っていても、残業なのか友達と飲みに行っているのかの連絡もないまま、夜7時を過ぎ、帰ってきてから「ゴメン!急に上司に誘われてさ…」とか何とか言ってきます。
食事の時もみんな分の皿を用意したり、あなたが汁物を入れている間に、自分は手が空いているからご飯を茶碗に盛ろうなんて考えは一切ありません。
こちらが何をしていようと、間を割って喋りかけてきます。
「ググれば?」と思えるようなことでも、逐一聞いてきます。
相手の時間を奪うという感覚が皆無なのです。
そういった人にとって、自分の使った後が使いやすいかとか、どこに物を置いたら邪魔にならないかという思考が足りないので、物が使ったまま出しっぱなしで放置されていたり、通路のど真ん中にカバンがドーンと置いてあったりすることが当たり前に置きます。
そのような人とは物理的にも精神的にも距離を取って離れることが一番のストレス対処法です。
人に興味がないと思われることのメリット
人に興味がないと勘違いされることは、話しかけづらいと思われ、結果自分が集中している時に邪魔されないというメリットがあります。
「電話は相手の時間を奪うことにもなるんだよ」と伝えておくことで、理解のある人はLINEやメールベースで物事が進められます。
人に興味がないと思われることで「冷たい」と思われがちな側面もありますが、無駄に喋りかけられたり、変に好かれたりすることが少なくなるので、邪魔されないメリットの方が大きいと思っています。
まとめ
人に興味がないように見える男は、表面的にはわかりづらいですが視野が広く周囲への気遣いを忘れない優男の可能性が高いです。
逆に本当に人に興味がない男は、ただの自己中子供大人の可能性大です。
注意や指摘をして改善を期待するのも一つの手ですが、ほとんどの場合、そんな期待とは裏腹にそれまでの行動が続いていきます。
こちらが改善を促しても、本人に改善の意思がなければ、あなたの労力だけ使って、ただただ疲れるという結果に終わるのでご注意を。
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