・行きたくない誘いや頼まれごとを断れない
・予定を変更してもらいたい旨を言い出せない
・断ったら罪悪感を感じる
・自分に不利益なことでも我慢してしまう
「もっと適当に楽観的に生きたい反面、非常識な人間にはなりたくない、、、」
「断れない性格、相手のことを考えすぎてしまう性格がとても生きづらい、、、」
こんな悩みを抱えながら生きていませんか?
僕も以前は断れない、人の目を気にする、人の評価を気にする。そんな性格でした。
それがストレスになりすぎて、2回軽うつと診断されました。
結論から言うと、「相手の期待に応えなくても、あなたは何も悪いことをしていない」ということです。
アドラー心理学では「課題の分離」と言われます。
例えばプライベートで飲み会に誘われた場合、来て欲しいから誘うわけですけど、「来て欲しい」と期待するのは相手の勝手です。
その上で、「行くor行かない」の決定権はこちらにあるのです。
断れない性格の友達に、「じゃあ自分が誘う側の立場だったら、断られたら相手のこと嫌いになる?」って聞くと、「来るか来ないかは相手の自由じゃない?」と100%返ってきます。
そうなんです。
そんなことくらいで、嫌われないんです。
頼みごとをするのも、誘うのも相手の勝手。
それに応えるかどうかは、相手が介入すべき問題じゃないんです。
昔、部活の先輩とかだったら、「来るよな?」と、妙な圧力がありましたw
しかし、みんなもう大人です。
きっとあなたは、「断ったら申し訳ない」と思っているんでしょ?
安心してください。
あなたが断っても、誘った人はまた別の相手を探すだけですから。
こちらの自由を無視して激怒するお子ちゃまと、無理して付き合う必要あります?
僕は無いと思ってます。
断れない人の特徴
・予定を変更してもらいたい旨を言い出せない
・断ったら罪悪感を感じる
・自分に不利益なことでも我慢してしまう
・行きたくない誘いや頼まれごとを断れない
上記のような断れない人には、
・断ったら申し訳ない
・嫌われたくない
・相手に良く思われたい
という心理があります。
心優しい人たちです。
僕は以前は、好きな相手や可愛い子に限って、気を遣い過ぎてしまって失敗すると思ってました。
でも、間違ってましたw
本当はそういう子に限って、
・何は話そう?
・変に思われてないかな?
・かっこよく振る舞わなきゃ!
と、自分の事ばかり考えていることが失敗の原因だったんです。
僕はこのような失敗から、断れないのも結局自分が嫌われたくなくて、誰にでも良い顔をしてしまうからだと思いました。
ビジネスでも人間関係でも、Win-Winの関係が基本です。
言い換えたら、「私もいい。あなたもいい。」という状態。
どちらにも得がある状態ですね。
そこでアサーティブコミュニケーションの出番です。
アサーティブコミュニケーションって何?
アサーティブコミュニケーションって言葉だけ聞くと、意味わからないですよね?
言葉自体は、覚える必要はありません。
要は、相手も尊重した上で対等に自分の要望や意見を伝える方法論です。
例えば仕事終わりに、
「今日、この後どう?(←飲みのしぐさ)」
と誘われたとします。
1.「お誘いは嬉しいんですが、今日は私用がありまして、、、」と断る
2.乗り気じゃないけど、行く
3.「もう誘わないでもらえます?」と攻撃的な態度に出る
あなたならどうしますか?
さすがに③は選ばないと思いますがw
以前の僕なら、悪い印象を持たれたくないので迷わず②を選んでいたと思います。
今の僕なら行きたければ行く、乗り気じゃなければ断ります。
仮に乗り気じゃないけど行ってしまった場合は、その場を全力で楽しむようにします。
「行く」という選択をしたのは、自分の責任ですからね。
そして、なぜ乗り気じゃなかったら断るのかというと、行きたい人だけで楽しめばいいと思っているからです。
乗り気じゃない奴が混じって、空気を悪くするくらいなら、飲みたい人たちだけでワイワイしてもらった方が、こちらに気を遣わなくてもいいし、断然楽しいと思うからです。
テンションの低い奴が混じってても、せっかく誘ってくれた人に失礼ですし。
だから、①のように断ります。
ただ断るだけじゃなく、アサーティブコミュニケーションのコツは、相手のことも考えている点です。
①の場合、「誘ってもらえて嬉しい」ということをしっかりと伝えた上で、お断りをしています。
ただ断るだけだと、自分勝手なやつだと思われるかもしれません。
しかし、「誘ってもらえること自体は嬉しい」としっかりと相手に伝えることによって、悪い印象は与えません。
お互い気持ちのいい時間を過ごすために、断る時も相手への配慮を忘れないのが、アサーティブコミュニケーションです。
最後に
正直、アサーティブコミュニケーションとかいう言葉はどうでもいいので、次のことだけ覚えておくと、人間関係がかなり楽になります。
「相手の期待に応えなくても、あなたは何も悪いことをしていない」ということ。
僕は断れないことが原因で精神的にズタボロになった経験があります。
だからこそ、断ることが相手のためになることもあります。
相手が期待するのは、相手の勝手。
それに応えるかどうかはあなたの自由。
自分が相手に期待するのも、自分の勝手。
相手があなたの提案に乗るのも、断るのも相手の自由です。
こう考えることで、断った時の罪悪感も無くなりますし、断られた時の怒りも無くなります。
結果、穏やかでお互いを尊重した対等な人間関係が結べます。
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