☑友達や彼女の些細な一言で、すぐつらくなってしまう
☑毎日を気楽に楽しく心穏やかに過ごすコツを知りたい
☑心穏やかに過ごすための心構えを知りたい
そんなあなたに。
僕自身、些細なことですぐ考えこんでしまう性格だったので、こういった悩みは凄くよくわかります。
みんな悪気はないんですよね。
例えば、
「今度の土日空いてる?」
と、友達を遊びに誘って断られたとしましょう。
あなたの誘いを断ったのも、
・先約があったから
・土日は家でゆっくり過ごそうと、あらかじめ決めていた
・今は金欠で遊びに行くお金も切り詰めたい
など、相手の都合が考えられます。
心穏やかに生きるためには、心の柔軟性が必要です。
凝り固まった心だと、
「あ~、俺と遊ぶのが嫌なんだ…」
という決めつけ思考になってしまいます。
そこでオススメなのが、ミニマル思考。
僕は、一人暮らしの時2DKの一室が物置になっていたことをきっかけに、空間の不必要さを感じて1Rに引っ越した時に、モノの断捨離をしました。
モノの断捨離を行う時に、今持っているモノを全部「必要なもの」と「不必要なもの」に仕分ける作業が出てきます。
「いる」「いらない」という判断を何百回とすることが思考のトレーニングになったおかげで、思考が整理できるようになりました。
断捨離を通して、判断力・決断力・思考力が強化されるんだと思います。
断捨離することは、執着を手放すことです。
モノの数が減り視界がスッキリしたり、モノの必要量が分かって思考もスッキリします。
モノの手放し方が分かると、悩みの手放し方も分かります。
その結果、心もいつもスッキリ心穏やかに過ごせます。
心穏やかに過ごすことと断捨離の関係
心穏やかに過ごすために、”最小限を知る“ことが大事です。
人間の欲には際限がありません。
例えばいつも、「お金が足りない」という人にとって、お金はいくらあっても足りないんです。
そういう人ほど、家に便利グッズが転がっていたり、通販で買って、もう使っていないものを「いつかまた使うかも…」といって、ずっと置いていたりします。
お金が足りないという人は、常に”欲しいモノ”があるので、お金が入るとすぐ使ってしまい、またお金が足りない状況に陥るんです。
「え?それ20代前半の頃の僕ですが何か?」
その頃は、いつも心がイライラしたり、ザワザワしたり落ち着かない状態でしたね。
だってそうですよね。
いつも、”足りない”状態なんですから。
“足りない“というというのは、満たされないとも言い換えられます。
満たされないから、その心の穴埋めをするかのように、「もっと、もっと」と使いもしない通販グッズが欲しくなったりするんです。
満たされない思いを、買い物で満たしている状態です。
買い物で一時的には満たされても、また足りなくなるんです。
根本的に、いつも”足りない”ことに意識が向いているので、いつまでたっても満たされないんです。
これでは、心穏やかに過ごすことと真逆で、いつもストレスを抱えながら生きることになります。
断捨離は、「必要」と「不必要」を分けて、不用品を手放す作業です。
なぜモノを手放す作業が必要かというと、いきなり目に見えない「心」を扱うより、目に見える「モノ」を仕分ける方が簡単だからです。
何百回と「必要」と「不必要」を分けたり、考えたりする過程がいいトレーニングになるんです。
『部屋を見れば、性格を当てられる』と言われるくらい、その人の持ち物など、目に見えるものは、その人の内面をあらわします。
心がストレスで散らかっている時は、部屋も散らかりがちです。
自分のことで精いっぱいで、掃除がおろそかになりますからね。
占い師やメンタリストが使うコールドリーディングも、目に見えるものをヒントにして、内面を言い当てているかのように思わせる技術です。
モテたいと思ったら、外見をサッパリさせるのと、内面を成熟させるなら、圧倒的に外見を変える方が早いです。
外側を整えることで、内側も整うということです。
断捨離して、自分にとってのタオルの必要枚数とか、パンツの必要枚数など、最小限を知れば「足りている」状態がわかります。
“何かを足さなくても、これで充分”という感覚が心の安定です。
無駄な買い物も減りますし、結果的にお金も貯まり心も安定するので一石二鳥なんです。
ミニマリズムとアドラー心理学
ミニマリストは、自分に不要なものを手放して、最小限で暮らす人たちです。
アドラー心理学の「課題の分離」という考え方も、ミニマリスト的でとても面白いなと。
ミニマリストの本質は、執着を手放すことです。
アドラー心理学も、自分でコントロール出来ないに、執着しないで相手に任せようというところは同じなんですね。
だから、全く違うように見えてもやっていることは一緒なんですよ。
モノを手放すことから入るか、承認欲求を手放すことから入るかいう入り口の違いだけなんです。
「友達や彼女の些細な一言で、すぐつらくなってしまう」というのも、相手の一言に感情が反応して左右されまくるということです。
テレビを見て、
「あの店行ってみたい。」
「あのバッグ欲しい。」
というのも、テレビ番組やCMに感情を振り回されているということです。
どちらも、
「ああ、これは自分が考えるべきことじゃないんだ。」
「いいモノなんだろうけど、自分には必要ないな。」
という判断ができれば感情は振り回されません。
情報の取捨選択が出来るようになれば、感情に振り回されず、心穏やかに過ごすことが出来るようになります。
最小限を知るから”ある”ことのありがたみを知れる
僕は一時期、借金生活で100円のパンを買うかどうかを30分くらい悩むほどの貧乏生活を送っていました。
だから、毎日当たり前のようにお腹が満たされていることのありがたみを感じられるようになりました。
僕は、フリーになったことで会社員時代、いかに会社に守られていたかを知ることもできました。
一人暮らしをしたことで、親のありがたみが分かるように、当たり前のようにあったものが「減る」ことで見えるものがあります。
でも、これは減らしたことが無ければ、実感できないことです。
彼女がいたことのない人に、彼女を失った悲しみを想像することは出来ますが、実際の痛みは分かりませんよね?
当たり前のように、義務教育で勉強できる環境に生まれた僕たちは、勉強出来ることがいかに贅沢なことか知ることなく生きています。
ある経営者から聞いた話では、カンボジアでは教科書を盗んででも勉強したいという子がいるそうです。
そうやって、今まであったものを減らし、最小限を知ることで、ありがたみを知るとともに、悩みを消せることもあります。
ちなみに、「悩める」って贅沢なことだと思いませんか?
毎日、寝る場所を探し、食べるものを確保しないといけないくらい必死だったら、悩むヒマもなく生きるために必死なはずです。
だから、「悩みがある」ってことは、豊かなで安全な生活を出来ている証拠でもあるんですよね。
とにもかくにも(?)、心穏やかに過ごすためには、「捨てる」ことを覚えて物質的にも精神的にもスッキリさせていくことです。
僕たちは、モノも悩みも増やすことは、どういうわけか得意なんです。
お金は増やすことは苦手なのにw
だから、「何を手に入れよう?」と考えるより、「何を減らそう?」と考えることの方が大事なんです。
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