☑忘れっぽいドジな性格を直したい
☑最近忘れっぽくて悩んでいる
☑前から忘れっぽいところがある
忘れっぽい性格をなんとかしたいという気持ちは、死ぬほど分かります。
でも、安心してください。
僕も昨日の晩御飯は思い出せないですし、朝は「帰りにコレとコレを買ってこよう」と思っていても、仕事が終わったら「あれ?何買うんだったっけ?」って思うことはしょっちゅうあります。
エビングハウスの忘却曲線ってご存じですか?
人間は何かを聞いたり読んだりした時、
・20分後には42%忘れる
・1時間後には56%忘れる
・9時間後には64%忘れる
・1日後には67%忘れる
・2日後には72%忘れる
これくらいが普通だそうです。
ドイツの心理学者のエビングハウスっていうおじさん(←おじさんかどうかは不明)が発表したものなんですけど、人間は忘れるように出来ているんです。
だから20分経って100%覚えいる方が異常者なんです。
だから、忘れっぽい性格を直そうとするより、「忘れないためにどんな対策をするか」を考えることの方が重要です。
そこで僕が日常でやっている対策を3つ紹介します。
忘れっぽい人の対策①メモを取る
1つ目は、メモを取ることです。
これは、人の話を聞くときや何かを学ぶ時にも有効な手段です。
手書きでもスマホのメモでも何でもいいです。
オススメは手書きです。
「神メンタル」という本で紹介されていたアメリカのある大学の実験では、キーボードでタイプした場合よりも、手書きした場合の目標達成率が42%も向上したらしいです。
僕たちがキーボードをタイプする時に使う必要な指の動きは、8種類しかないと言われています。
それに対し、手書きをする場合は10,000種類ほどあると言われています。
これは脳に与える刺激が圧倒的に違うことを表しています。
脳が何か所も刺激を受けたことが、目標達成率に大きく影響していたんです。
メモすれば、本来なら20分、1時間たった時に半分忘れてしまっていることを、後で見返すことが出来ます。
ただ、メモしたのを見返さないと完全に無効力ですがw
メモを取るっていうのは、デートにも応用できます。
しかも結構な威力を発揮します。
例えば、初デートでしゃべった話題や何かの拍子に聞いた誕生日をメモしておいて、次のデートの時に、
「この前温泉好きって言ってたでしょう?」
と話を振ったり、
「あれ?もうすぐ誕生日じゃない?」
と話を切り出したりしたら喜ばれるし、仲良くなっていたらサプライズでプレゼントしたりもできます。
本人もしゃべった内容を100%覚えているわけじゃないので、
「あれ?誕生日なんて教えたっけ?」
とビックリされます。
上司の話をメモを取りながら聞いていると、真剣さが伝わります。
メモって、良いことだらけなんですよ。
忘れっぽい人の対策②写真に撮る
2つ目は、写真に撮るという方法です。
例えば、買い物リストを作っていたとしましょう。
メモをするところまではやっている。
でも、家を出るまで覚えていても、出先で忘れたり、帰ってきてから「しまった!買い忘れた!」ってことありますよね?
それを無くすために、出先でも見れるように写真を撮っておくんです。
スマホは常に持っていると思うので、暗記しようと思わなくても写真を見返せば、一発解決です。
ネットサーフィンをしていて、気になる情報があったり、自分に役立つ名言を見つけた時には、僕はすかさずスクショしてます。
やっぱり頭の中だけでは限界があります。
だから、写真を撮っておけばいいんです。
忘れっぽい人の対策③スマホのスケジュールに入れる
3つ目はスケジュールに入れて、アラーム設定するという方法です。
これは、僕が一番使っている方法です。
・忘れてはいけない
・忘れないようにしたい
こう思ったことは、すぐにアプリのスケジュールに入れます。
例えば、「20時になったら友達に電話しよう」と忘れないように、定期的に思い出していたら、脳みそがそればっかりに支配されてしまいます。
そういう場合は、20時に「友達に電話」とスケジュールに入れてアラーム設定しておけば、時間になれば勝手に知らせてくれます。
それなら、「忘れないようにしよう」と思う必要もありません。
「忘れちゃいけない」
「覚えておこう」
という意志だけでは、どうにもならないこともあります。
だってほとんどの人は、1時間後には50%忘れているのが普通なんですから。
それなら、「忘れるもの」という前提で対策するのが、一番良い方法だと思いませんか?
スケジュールに入れてしまうことで、脳に空き容量を作れるんです。
忘れっぽい人の対策は記録すること
忘れっぽい人の対策を3つお伝えしてきましたが、共通していることは記録することです。
そして、メモを見返したり、撮った写真を見返したり、スケジュールのアラームが鳴った時は、すぐやることです。
覚えているうちに、すぐやらないとまた忘れてしまうからです。
対策したことが、全ておじゃんになる瞬間です。
「後でやろう」は忘れます。
もう一度、スケジュールし直しましょう。
山Pが出ていたプロポーズ大作戦というドラマで、「明日やろうはバカ野郎」と行ってましたが、まさにその通りです。
忘れっぽい人がいるというよりも、人はみんな忘れる生き物です。
だから、忘れてしまう前提で対策を打っておくのです。
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