ストレスを無自覚でためてしまう人と解消の必要がない人の違い

考え方

☑自分が何に対してストレスを感じているのかわからない

☑無自覚のストレスを改善する方法はあるの?

☑無自覚のストレスに気づく方法ってあるの?

そんな方に向けて。

様々な病気の原因とされるストレス。

でも、症状があらわれるのは、小さなストレスを溜めて溜めて、溜まりまくったずっと先です。

症状としては、不眠・偏頭痛・耳鳴りなど、病院に行こうかどうか迷うほどのものが多いみたいです。

以前の僕は、毎日ストレスを感じまくっていました。

小さなことにイライラしたり、不満をつのらせていました。

でも、それを解消してからストレスの多い人と少ない人の違いが見えてきました。

それは、言葉の選び方の違いでした。

ストレスの多い人と少ない人の違いは、ささいな違いです

じっくり観察していると、その違いは顕著に出ます。

この記事を参考にして頂くと、自分が何に対して無自覚にストレスを感じているのかが分かります。

ストレスを無自覚でためてしまう人の6つの特徴

1.こだわりが強い

2.競争心が強い

3.せっかち

4.他人をコントロールしようとする

5.思い通りにならないと気が済まない

6.ネガティブな言葉が多い

こだわりが強い

ストレスを無自覚でためてしまう人は、こだわりが強い人が多いです

口癖は、「○○でなきゃいけない」「○○いい」です。

言葉も具体的で、「ピザが食べたい」ではなく、「ピザハットの○○が食べたい」と店名やメニューがかなり具体的になります。

昼は「和食でいいや」じゃなく、「昼は、○○(店名)の天丼がいい」

こだわりが強いことは、自分軸を持っているという長所でもありますが、強すぎるとそれが無かった時などに、ストレスを感じてしまいます。

改善方法

「○○がいい」ではなく、「○○でいい」と幅を持たせると、気持ちの余裕につながります。

競争心が強い

ストレスを無自覚でためてしまう人は、競争心が強いことが多いです

学校では、順位をつけられることがほとんどです。

僕たちは、知らず知らずのうちに競争社会に放り込まれ、それを当たり前として生きています。

競争心が強い人の口癖は、「俺ならこうするのに…」「俺の方が…」です。

何にでも張りあってしまうと、勝てる時は満足感がありますが、負けた時にストレスになります。

自分より優れた人は、世の中に出ればたくさんいるので、人と張り合ってばかりいると、劣等感も感じやすくなります。

改善方法

人と比べて自分が優れていることを示すより、昨日までの自分と比べて過去の自分と競ってみましょう。

他人に勝つより、自分に勝つ方が価値があります。

せっかち

ストレスを無自覚でためてしまう人は、せっかちな傾向があります

「待つ」ことが苦手です。

次の他人をコントロールしようとすることにもつながってきますが、いつもいつも人は自分の思い通りには動いてくれません。

指示を出したら、すぐやってくれないと気がすみません。

こういう人の口癖は、「いつ?」「まだ?」です。

改善方法

もしも早くやって欲しいなら、相手がやりたくなるような言葉がけを考えてみて下さい。

他人をコントロールしようとする

ストレスを無自覚でためてしまう人は、他人をコントロールしようとしてしまいます

「馬を水辺に連れていくことは出来るが、水を飲ませることはできない」ということわざを聞いたことがありますか?

馬を水辺に連れていくまでは、自分で出来ますが、水を飲むかどうかは馬の自由です。

相手をコントロールしようとするということは、相手の自由を全て奪うことです

奴隷制度のあった頃なら、それでも許されるかもしれません。

しかし、僕たちには1人1人自由が与えられています。

促すことは出来ても、強制することは出来ません

自分の要求に相手が100%応えてくれるとも限りません

元々、そんな義務はないからです。

改善方法

自分にも自由があるように、相手には相手の自由があります。

自分は自分、他人は他人だということをしっかりと理解することが大切です。

思い通りにならないと気がすまない

ストレスを無自覚でためてしまう人は、自分が思った通りにならないと、イライラしたり落ち込んだりします

世の中には、自分の力だけではどうにもならないこともあります。

例えば、今日振っている雨を「やんで欲しいな~」と思っても、すぐにはやんでくれません。

「もっと燃費が良かったらな~」

「もっと税金が安かったらな~」

何か制度が変わったり、相手の考え方が変わらないとどうしようもないことは、すぐにはどうにもなりません。

「何回言ったらわかるんだ!」と言っても、何回も言わないと人は覚えないものです。

さらに、覚えようとしない人は何回言っても覚えないものです。

改善方法

自分でコントロール出来ることだけに力を注ぐ

ネガティブな言葉が多い

ストレスを無自覚でためてしまう人は、ネガティブな言葉を多く発しています。

これは、ホントに無自覚だと思います。

少し知識のある人なら、その人が使っている言葉から、だいたいの性格や悩みを言い当てられるはずです。

「だるい」

「眠い」

「ウザイ」

「面倒くさい」

言っている本人はもちろん、周りの人の気分もどんよりしてきます。

一番影響を受けるのは、本人のメンタルです。

自分が発した言葉を一番間近で聞いているのは、自分の耳です

そして、外に発する言葉がネガティブな言葉ということは、頭の中で考え事をしている時も同じようにネガティブな言葉を使っているということです。

ネガティブな言葉は、余計な不安を生みます。

改善方法

自分がネガティブ思考だと思うなら、頭がお花畑かなと思えるほど、超ポジティブになった方がいいです。

ポジティブ過ぎて、リスクを考えられないのも問題ですが、ネガティブな人は意識的に超ポジティブなくらいの方が心のバランスがとれます。

僕は、意識的にポジティブな言葉を発するようになり、ほぼストレスフリーの状態を手に入れました。

ストレス解消の必要がない人の特徴

僕は、ストレス解消という概念すらすでにありません。

2度の”軽うつ”で仕事を辞めた経験がありますが、今はストレスを溜めることがありません。

他の人はどうか知りませんが、上記の改善ポイントを含め、僕なりに改善できたポイントを3つに絞ってお伝えします。

1.こだわらない

2.自分の成長や変化に目を向ける

3.ポジティブな言葉を増やす

こだわらない

僕はほとんどこだわりがありません。

モノを減らそうと、断捨離した過程で不要な感情も手放せたんだと思います。

見栄はまだ残っている気もしますが、年下にも凄い人がいることを知り、その人から学んだおかげで不要なプライドも捨てることができました。

不要なものや感情を手放した今、こだわりがあるのは、毎日身につけるものだったり、毎日使う仕事道具くらいです。

自分の成長や変化に目を向ける

他人のことや自分でコントロール出来ないことに、いい意味で無関心になることで、ストレスは激減します。

目を向けるのは、「自分に何ができるか」だけにしています

☑今まで出来なかったことが、少しずつ出来るようになる

☑知らなかったことを読書や人の話を通して知る

☑1ヶ月前より、ブログを早く書けるようになった

自分の成長と変化だけに目を向ければ、自信にもなります。

反対に、他人と比較すると優越感や劣等感を持ってしまい、気分にムラができやすくなります。

ポジティブな言葉が多い

僕は以前は超ネガティブ人間でした。

今でも、どちらかというとネガティブ思考です。

しかし、ネガティブな思いが沸きおこっても、ポジティブな面を見るようにしています。

物事には良い面と悪い面があります

事実は1つですが、解釈は人の数だけあります

良い面から見るか悪い面から見るかは、自分で調整できます。

これを心理学ではリフレーミングと言います。

水が半分入ったグラスを見て、

「半分しかない」と思うか、

「半分もあるか」の違いだけです。

「給料が25万しかない」と思うか「25万もある」と思うか。

「今無いもの」を見るか、「今あるもの」を見るか。

たったそれだけの小さな違いを、毎日意識的に改善してきたことで、僕はポジティブになれました。

ストレスを無自覚にためないために

僕は、性格は変えられると思っています。

自分自身が変われたからです。

では、当記事をまとめます。

ストレスを無自覚でためてしまう人と解消の必要がない人の違い

【ストレスを無自覚でためてしまう人の特徴】

・こだわりが強い

・競争心が強い

・せっかち

・他人をコントロールしようとする

・思い通りにならないと気がすまない

・ネガティブな言葉が多い

【ストレス解消の必要がない人の特徴】

・多くのことにこだわりがない

・自分の成長や変化に目を向ける

・ポジティブな言葉が多い

僕が一番効果が高かったと感じていることは、自分が発する言葉を意識的に変えてみることです

僕は自己啓発本や名言集などに、かなり助けられました。

前向きに考える術を知っているか知らないかで、ストレスの感じ方は全然違います。

前向きな言葉を自分の心の中に持っている人と、持っていない人では、生きる姿勢にも出てきます。

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