猫を飼っていると暖房器具に迷いますよね?
エアコンを使っているけど、留守番させる時や1日中つけっぱなしにしているのも電気代が気になる…。
猫を飼っている他の人を見ても
・コタツの中で長~くなっている猫
・電気ストーブや石油ファンヒーターの前に群がる猫
・ホットカーペットでヘソ天して寝ている猫
「あれ?エアコンじゃない方がいいのかな?」と思うこともあります。
寒い冬、猫には快適に過ごしてほしいけど、電気代&灯油代も気になる…。
そこでこの記事では猫にとっての快適さを損なわず、お財布にも優しいベストな方法を紹介します。
先に答えを言うと、ベストなのはコタツです。
その理由をつらつらと説明します。
暖房器具それぞれの電気代の概算
暖房器具のおおよその電気代は以下です。
電気代の算出方法は「消費電力(kWh)× 電気料金単価(円/kWh)」で求められます。
しかし、面倒なので1時間当たりのおおよその電気代を記しておきます。
各メーカーや大きさ、機種によっても若干違いますので、超ヒマで気が向いたらご自分でお持ちの暖房器具の1時間当たりの電気代や1日、1か月の電気代を計算してみると節約意識が高まりますよ。
エアコン(8~10畳用)・・・約25円
電気ストーブ(セラミックヒーター)・・・17~32円
電気ストーブ(ハロゲンヒーター)・・・8~27円
石油ファンヒーター・・・13~28円+灯油代
ホットカーペット(1畳用)・・・約5円
ホットカーペット(ペット用)・・・0.4~2円
電気毛布・・・0.6~1円
コタツ・・・2~8円
電気代だけ考えれば、人間用の電気毛布でも良さそうですね。
しかし、電気毛布は案外ペラペラです。
フカフカのホットカーペットも割と安いです。
1畳=1.62㎡が目安なので、市販のやつだと88cm×176cmとか、125cm×125cmがあります。
ペット用のホットカーペットは40cm×30cmくらいなので、小さい分電気代も安いです。
こう並べると「コタツよりホットカーペットで良くない?」と思ってしまうかもしれません。
ペット用のホットカーペットでもいいんですが、次に「なぜコタツがベストなのか?」を解説します。
理科の授業を覚えていますか?
暖かい空気は上に移動し、冷たい空気は下に移動する。
この法則をご存じですよね?
電気代だけ見ると、猫用のホットカーペットが安いです。
しかし、ホットカーペットで下は暖まりますが、背中寒くないですか?
人間の場合で考えてほしいんですが、足湯と湯舟につかるのはどちらが身体全体が温まります?
ホットカーペットもいいんですが、覆われていた方がより暖かいということを想像するのは難しくありません。
そして、エアコンを使う時もそうですが、空間は狭い方がすぐ暖まります。
そういう意味でコタツがベストなのです。
コタツを置くスペースがないor場所を取るので置きたくない
「コタツって結構場所取らない?」
そうなんです。
そんなミニマリスト思考のあなたには、ホットカーペットの方をオススメします。
それでも、猫の体全体を覆う工夫はしたいところです。
うちではこのようなかまくらを買いました。
もちろん余ってる毛布や貰い物のブランケットなどでも代用可能です。
要は、体を覆える何かがあればいいわけで。
まとめ
では、当記事をまとめます。
猫の暖房器具で、暖かさを考えつつ電気代も安くしたいの選択肢は、以下の通りです。
・置くだけで暖かくて電気代も安い
→コタツ
・工夫次第で暖かくて電気代が最安
→猫用のホットカーペット+かまくらや毛布など上を覆うもの
下が堅そうなら、コタツの中に100均のクッションをプラスしてもいいかもです。
その場合は、猫の大きさとコタツの熱くなる部分の距離を考えて、選んでください。
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