クローゼットの中身を減らしていきたくて服の断捨離をしているが、なかなか思い切りがつかないので、コツを知りたい。
こういった悩みがあると思います。
いざ服の断捨離を始めてみると、
・まだ着れるのにもったいない…
・愛着があるから、なかなか捨てられない
・まだ着るかも…
など、いろいろな葛藤が出てきます。
僕も服が好きで以前は、あんまり厳選せず服を選んで買っていました。
欲しいと思っても、高かったら踏みとどまるんですが、安いとついつい買ってしまうんですよね。
だから断捨離を始めた当初は、結構服を持ちすぎてましたね。
モテたい、カッコよくなりたいと思ってファッションに興味を持ち始めると、何かで紹介されていてモデルさんがカッコよく着こなしていると、「これいいな」と後先考えず買ってしまっていました。
物は知らず知らずの内に増えてしまうので、僕は定期的(1ヶ月に1回とか)に点検しています。
ゆるく生きたいので、「1ヶ月に1回、月末に!」と、仕事の棚卸し並みにキッチリとやっているわけではありませんが、常に増やさない心がけはしています。
そこで、今回ちょうど服を断捨離したので、僕なりのコツを公開しようと思います。
服の断捨離のコツは自分ルールを決めること
片付けで有名な近藤麻理恵(こんまり)さんの自分ルールは、「ときめくorときめかない」。
僕なりの解釈ですが服の場合だと、
・袖に手を通すだけで気分が良くなる
・以前から気に入って、毎日のように着ている
・着るだけで気持ちがONになる
このような服は捨ててはいけません。
見るだけor着るだけで気分をあげてくれる服は、あなたのサポーターです。
想像してみて下さい。
警察官の制服を着ると、ピシッとする気がしませんか?
身体にフィットしたオーダーメイドのスーツを着ると、デキる男になった気になりませんか?
それくらい着る服1つで気分も左右されるんです。
服の断捨離をすることは、いらない服とか着ない服を捨てていく、いわば消去法です。
そして残った服が、「お気に入りの服」や「好きな服」になります。
断捨離したのに、お気に入りが残らないとすれば、「服を捨てることor減らすこと」が目的になってしまっているか、衝動的に買い物をしてしまっているということです。
服の断捨離はスッキリ暮らすための手段であって、目的ではないはずです。
買い物の失敗は、そこから学びを得て次に活かせば、洗練されていくので、同じ失敗をしなくなります。
だから、服に限らず断捨離をする上でのコツは、「なぜ捨てるのか?」という根拠を持つことです。
「なぜ捨てるのか?」を自問自答した結果生まれた、僕のルールは次の通りです。
・用途が限定される服
・1年以上着ていない服
・ヨレヨレになった服
・着心地の悪い服
これだけだと、具体的に分かりづらいと思うので、今回捨てた服たちの写真と共に、なぜ捨てたかを解説していくので、服の断捨離の参考にしてみて下さい。
Tシャツ×3枚、7分丈×1枚
7分丈のシャツは結構気に入って何年も来ていたんですが、ヨレヨレになってきていたので、捨てることにしました。
お気に入りでも、首元がヨレヨレだとだらしなく見えてしまうため思い切って捨てました。
「iloveCEBU」Tシャツは、フィリピンに行った時に空港で勝手長らく愛用していましが、首元が黄ばんできたこともあり、捨てることにしました。
イオンで買った2枚組の白Tは営業時代にワイシャツの下に着ていた肌着です。
めちゃくちゃ薄いので、乳首が透けてしまいそれ1枚では着れません。
あとは、ヘインズのビーフィーTシャツ(白)を愛用するようになったので、着なくなったことも大きな理由です。
・1年以上着ていない服
・ヨレヨレになった服
ワイシャツ
以前営業をやっていた頃に着ていたものです。
「ワイシャツはボタンダウンのもの」というルールがあったため、3~4枚持っていました。
他のワイシャツは捨てましたが、この1枚と真っ白の冠婚葬祭用の1枚だけは残してありました。
ボタンダウンという点と、見えづらいですが白のストライプが入っている点。
この2点で葬式で着れないなと思い、真っ白なワイシャツ1枚を残し、こちらを捨てることにしました。
・用途が限定される服
・1年以上着ていない服
今ワイシャツが必要な仕事についたとしたら、i-shirtのノーアイロンシャツかユニクロのノンアイロンを買いますね。
靴下
全部5本指ソックスなんですが、左の2つは5足組で買った何やら気持ち悪い色のショートソックスです。
ネイビーの靴下は、靴を履くと隠れるくらいの丈は気に入っていたのですが、5本指は履きづらく脱ぎにくいんですよね。
僕は足に汗をかきやすかったんで、5本指を長いこと愛用していました。
しかし、ノーノースメルでニオイや汗が改善したことと、今はオカモトのスーパーソックスでニオイも気にならなくなったので、不要になりましたね。
靴下の枚数を減らすコツは、冠婚葬祭(スーツ)でも兼用できるよう、黒の長い靴下を普段から使うことです。
くるぶしソックスは、涼しいしカッコいいですが、スーツにはNGです。
履いてもいいですが、明らかにダサいです。
・用途が限定される
・1年以上履いていない
・色が気持ち悪い+脱ぎ履きしづらい
白パン
アウトレットで買った白パンも長らく愛用していましたが、今はユニクロのウルトラストレッチスキニーの黒をベースにしていて全然履かなくなったので、捨てることにしました。
細かいシミも目立つようになったのも、理由の1つです。
白ですから、黄ばみや黒ずみ、シミ、汚れが目立つようになると、人に与える清潔感も失われていきます。
Tシャツのように安価なものだと、割り切って1年に1回新品に買い替えるのもアリです。
白を買う時には、そういった所にも注意したいですね。
・1年以上着ていない服
・(ヨレヨレになった服)
→汚れが目立つようになってきた
ガーゼハンカチ
頂き物のガーゼハンカチ。
以前から今治タオルハンカチを愛用していましたが、頂き物だからとたまに使っていたハンカチ。
やっぱりガーゼハンカチより、タオルハンカチの方が吸水性も高いし、ポケットの中でシワになりづらく、肌触りもいいです。
今治タオルハンカチが3枚あれば、うちの洗濯頻度だと足りるので、4枚目はいらないと思い、捨てることにしました。
・1年以上着ていない服
→このハンカチの場合は半年以上
・着心地の悪い服
→正直今治タオルハンカチの方が好き
オーダーメイドのスリーピーススーツ
冠婚葬祭用に残したブラックスーツと、2枚で10万越えのオーダースーツ。
いや~思い切ったと思いますよ。
営業をやめてから1年以上経過しても、「セミナーを開いたりしたら、またスーツが必要になるんじゃないかな?」と思って、なかなか捨てられなかったんです。
オーダーメイドらしく、身体に吸い付くようにフィットして着るだけでパリッとキリッとし、フツフツと戦闘態勢になれるスーツでしたからね。
でも、今とこれから数か月先、必要ないんです。
別にスーツが必要になる予定もありません。
だから、場所取るだけです。
高価なものほど捨てられないのは、自然なことです。
でも、10万だろうが100万だろうが、使わないものはゴミというのが僕の考えです。
例えフェラーリでも、エンジンが壊れてたり、道幅ギリギリの住宅街だったら、ただ邪魔なだけですからね。
・用途が限定される服
・1年以上着ていない服
カーディガン
ナノユニバースのカーディガン。
ついブランドにつられて買いましたが、数回しか着ていません。
ちょっと透けているため、風を通しやすいため、春秋の一瞬しか着る場面がなく、出番少なめでした。
タイトなため、愛用中のビーフィーTシャツの上から羽織ると、肩や胸元がゴワつくなども、着なくなった原因ですね。
ブランド物は、古着屋やリサイクルショップに売るのも一つの手ですが、最短でクローゼットをスッキリさせるには、売るよりも捨てる方がオススメです。
売れそうなものは、ヤフオクやメルカリに出品してもいいですが、
・1週間で売れなかったら捨てる
・古着屋に持っていって、どんな値段でも売る
など、早く処分できるルールを決めておいた方がいいですよ。
ルールを決めておかないと、「もう着ない」と判断した服がいつまでも部屋の中にある状態になって、あなたの生活を邪魔してしまいます。
服の断捨離のコツと教訓のまとめ
断捨離をする上でのコツは、「なぜ捨てるのか?」と自分に問いかけ、マイルールを作っていくことです。
それが僕の場合は、
・用途が限定される服
・1年以上着ていない服
・ヨレヨレになった服
・着心地の悪い服
の4つです。
あまり複雑なルールにするより、3つくらいのシンプルなルールの方が自分でも分かりやすいです。
「捨てるor捨てない」で迷った時は、一旦保留にしてしまってもいいです。
服を断捨離しようと思うあなたですから、また気になってきます。
僕のオーダースーツのように、「必要ない」と分かっていながらも、捨てられないものがあって当然です。
だから、断捨離の最大のコツは、「完璧を目指さないこと」なのかもしれません。
コメント