ドラム式洗濯機は一人暮らしこそおすすめ!導入のメリットとデメリット

暮らし方

一人暮らしをしていて、手を抜けるところは抜きたい。

洗濯機の購入でドラム式か縦型か悩んでいる。

全く干す作業が無くなるならすごく楽になると思うけど、ドラム式で乾かすとニオイが出てくるというようなことも聞いたので実際どうなんだろう?

この記事でわかること

・実際の使用頻度と耐久性

・ドラム式洗濯機を導入するメリットとデメリット

・ドラム式洗濯機VS普通の洗濯機+コインランドリーのコスト比較

・ドラム式洗濯機を導入して得する人、損する人

結婚後からドラム式洗濯機を導入して1年以上が経ちましたが、共働きのため僕が洗濯することも結構あります。

使っているうちに「一人暮らしこそドラム式洗濯機導入した方がよくね?」と思ったほど、洗濯が楽になったのに加えて、タオルもふんわり仕上がるようになり、風呂上りにタオルに包まれる時間が至福のひと時に変わりました。

ドラム式洗濯機を一人暮らしに導入する最大のメリットは『時間』

ドラム式洗濯機を一人暮らしに導入することで得られるメリットで、僕が一番大きいと思っていることが『時間が増える』ことです。

ドラム式洗濯機の良いところは乾燥機がついているので(一部例外有り)、乾燥までがオールインワンで済むことです。

普通の洗濯機であれば、次のような工程が必要になります。

1.洗濯物を入れる

2.洗剤を入れる

3.ボタンを押す(洗い+すすぎ+脱水)

4.洗濯物を取り出す

5.干す

6.取り込む

7.たたむorハンガーにかけたまま収納

ドラム式洗濯乾燥機の場合はというと?

1.洗濯物を入れる

2.洗剤を入れる

3.ボタンを押す(洗い+すすぎ+脱水+乾燥)4.洗濯物を取り出す

5.たたむorハンガーにかけたまま収納

このような工程で済みます。

『干す⇒取り込む』という2つの工程が削減できるだけで、洗濯の手間は大きく違います。

洗濯物の量にもよりますが、一人暮らしであれば2日分か3日分を一気に洗濯すると思います。

そうなると毎回15分ほどの時間と労力が削減できます

3日に1回洗濯するとして、年間120日は洗濯していることになります。

15分×120日=1800分です。

年間30時間ですね。

30時間も『干す⇒取り込む』という作業に時間を使っているんです。

そこに労力もプラスすれば手間がかなり削減できると思いませんか?

始めに20万ほどの大きな出費があるのが一番のネックですが、導入してから気づくメリットの方が多いです。

僕自身が、乾燥機能のない縦型の普通の洗濯機を長年愛用していました。

「ドラム式なんていらなくね?自分で干せばいいよね?」

という立場の人間でした。

でも、実際に導入したらめちゃくちゃ楽になりました

だって、洗濯物入れて洗剤入れてボタン押して後は待つだけで「はい!出来上がり」ですからね。

ドラム式洗濯機で乾燥までやることで得られるメリットは、他にもあります。

☑花粉を気にしなくていい

☑天気を気にしなくていい

☑時間を気にしなくていい

☑隣や下の階の人を気にしなくていい

☑ダニを死滅させられる

外に干さなくなるんで、花粉や雨を気にしなくていい。

ドラム式は思った以上に静かなので、時間が遅くても洗濯が回せたりします。

脱水でガタガタいうこともないし、乾燥中にアパートの外から音をチェックしたことがありますが、選択しているかどうかもわからないレベルです。

だから、隣の部屋や下の部屋に迷惑がかからないかも心配なし。

意外と見落としがちなのが、毛布や敷きパッド、枕カバーを洗濯した時のダニの存在。

ダニの死滅温度は、「50℃で20~30分、60℃の熱で一瞬で死滅する」そうです。

でも実際に外に干して、この条件をクリアできるのは夏だけです。

ドラム式洗濯機の乾燥機は約65℃の温風で乾燥させるため、ダニの心配も無用になります。

ちなみに、自販機の温かい飲み物が基本55℃設定です。

ペッドボトルだと容器が55℃まで行かないので、温かい缶コーヒーを持った時の表面温度がほぼ55℃だと考えればイメージできるでしょうか。

他のメリットとしては、上に物を置けるので、場合によってはラックがいらなくなるので、視覚的にもスッキリします。

外で干すことが無くなれば洗濯ばさみ、洗濯用ハンガー、洗濯竿も必要無くなります。

ベランダ自体が不要になるため、引越しの際の物件選びにも自由度が出ます。

ドラム式洗濯機VS普通の洗濯機+コインランドリーのコスト比較

洗濯が楽になり、今まで洗濯を干すことに使ってた時間と労力を削減できるのはわかった。

でも、唯一のデメリットと考えられる初期投資金額

そこでこんな計算をしてみました。

【ドラム式洗濯機VS普通の洗濯機+コインランドリーのコスト比較】

難しい計算をしても分かりにくいと思うので、洗濯に使う細かい電気代や水道代は省きます。

東京電力による調査結果によると、衣類乾燥機を使った場合の乾燥までにかかる時間は2時間29分、電気代は62.5円だそうです。

こちらをドラム式洗濯機に当てはめます。

コインランドリーの乾燥機は1回200円300円でコスト比較します。

洗濯は同じく3日に1回。

年間120日。

ドラム式洗濯機1年間分の乾燥代

62.5円×120回=7,500円/年

コインランドリー1年間の乾燥代

200円×120回=24,000円/年

300円×120回=36,000円/年

年間の差額は1回200円だと16,500円。

1回300円だと28,500円。

乾燥にかかる電気代だけを見れば

ドラム式洗濯機が20万だった場合、

1回200円⇒12年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒7年以上使えばドラム式洗濯機が得

ドラム式洗濯機が15万だった場合、

1回200円⇒9年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒5年以上使えばドラム式洗濯機が得

細かい計算は省きましたが、このような結果になりました。参考になれば幸いです。

ドラム式と縦型の基礎知識として、洗濯1回あたりの水道料は

ドラム式・・・約20円

縦型・・・・・約28円

おおよそこのくらいと言われています。

ドラム式の方が少ない水で基本たたき洗いです。たたき洗いって?

たたき洗いに関しての説明は、Panasonicの【洗濯機の賢い選び方】タテ型とドラム式の違いって?が非常に分かりやすいです。

話を戻すと、水道代を含めて金銭面から見ても、長く使うほどドラム式の方が得と言えます。

個人的には、干す労力を考えると5年以上使えば十分元は取れるんじゃないかと考えています。

もちろん労力や時間的メリットは、導入したその日から感じられます。

実際同じ洗濯機を20年使っている強者もいますが、洗濯機の寿命の目安は一般的に7~8年と言われています。

より現実的な話をするなら、15~20万の価格帯のものを5~8年使い、問題なければ次の洗濯機を探しつつ10年を目指すのがいいのかなと思います。

ドラム式洗濯機は一人暮らしだけじゃなく結婚後も使える

僕は結婚後、自分が使っていた縦型を処分し、元々妻が使っていたドラム式を使っています。

「なんで早く導入しなかったかな~」

と、自分の無知さを恨みますね。

ドラム式は一人暮らしでも、洗濯の労力削減時短に一役買ってくれますが、同棲しても結婚してもお互いが働いていれば引き続き同じメリットがありますし、専業主婦だったとしても洗濯を楽に出来ると時間に余裕も出ます。

「一人暮らしの間にドラム式洗濯機を導入して1~2年で結婚して、相手女性もドラム式洗濯機を持っていた場合、損するんじゃないの?」

と思うかもししれません。

一家に2台も洗濯機はいらないので、1台は処分したら初期投資を考えれば確かにもったいない気がします。

しかし、ドラム式洗濯機は買取ドットコムでは5年以内の洗濯機であれば、100%買取してくれます。

他のリサイクルショップでも買取は「製造から5年以内」が一つの目安のようです。

将来のことなど誰にも予測できないので、

・新品を買って5年以内に結婚しても売れる

・5年以上使えば元が取れる

と考えれば、ドラム式洗濯機を導入するなら新品一択にした方がいいですね。

我が家のドラム式洗濯機は8年選手

使用頻度の目安です。

高い買い物なので、どれくらい持つのか気になりますよね?

今は妻+子+義父の4人暮らしで毎日洗濯、以前アパートで義父を除く3人暮らしだった時は2日に1度の洗濯でした。

妻は元々シングルマザーなので、子供と2人の時は2~3日に1回洗濯だったと考えられます。

今使っているのが、2012年11月発売の日立BD-V1500というモデルです。

2020年12月時点で発売から丸8年。

電気屋で購入したとのことです。

夏にエアコンを見に行き、店員さんといろいろ購入しましたが、僕が「型落ち(旧モデル)は無いですか?」と聞いたところ、「他の店舗にも型落ちはほとんどないし、希望のモデルでなければある。」との答えでした。

ということは、電気屋で購入したということは、ほぼ発売初年度に勝っていることは確定的です。

「長年使っているせいで、乾燥機能が落ちてきたのかな~」と思っていたんですが、違いました。

3人暮らしの時、2日に1回洗濯していたんでバスタオルが6枚もあったせいでしたw

実際バスタオル3枚抜いて乾燥すると、8年選手のドラム式でもしっかりと乾きました。

だから、ドラム式で洗濯⇒乾燥する際の注意点としては、

・乾きにくいものが多いと、完全に乾かない

・洗濯量が多いと、完全に乾かない

これは他のドラム式も共通だと思いますが、糸くずフィルターと乾燥フィルターの手入れをしていないと、目詰まりを起こすので、性能は落ちます。

車のエンジンオイルのように、機械なので定期的にメンテナンスも欠かせません。

ドラム式洗濯機で一人暮らしにオススメな機種やメーカーは?

うちは日立のドラム式洗濯機を使っていますが、、、

乾燥にかかる電気代だけを見れば

ドラム式洗濯機が20万だった場合、

1回200円⇒12年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒7年以上使えばドラム式洗濯機が得

ドラム式洗濯機が15万だった場合、

1回200円⇒9年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒5年以上使えばドラム式洗濯機が得

将来のことなど誰にも予測できないので、

・新品を買って5年以内に結婚しても売れる

・5年以上使えば元が取れる

と考えれば、ドラム式洗濯機を導入するなら新品一択にした方がいいですね。

上記2つの話を総合すると、僕がオススメ出来るのは日立の新モデルではありません。

日立のドラム式に特に不満は感じませんが、「新しく買うなら?」と考えると間違いなくSHARPのドラム式洗濯機を買います。

初期投資も15万円で済みます。

ドラム式の中で最小サイズなので、賃貸マンションの狭い洗濯機置き場にも余裕で置けます。

一般的なマンションに置いてある防水パン(洗濯機置き場に設置してある白いあいつ)は約64cm×64cmです。

扉が左右どちらでも選べるので、マンションの間取りに合う方を選べるのも良い点です。

これは、ドラム式洗濯機を導入してからのことですが、設置する際排水の関係でかさ上げ台が必要になると思います。

妻の実家に引っ越してきてからは、元々あったコンクリートブロックをかさ上げ台替わりに使ったので、捨ててしまいましたが、マンションではないと設置できないと思います。

下のスペースにも余裕が出来て、振動を吸収してくれるので、使った方が無難かと。

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洗剤は、今の液体洗剤でももちろん問題ありませんが、ドラム式専用洗剤がおすすめです。

ドラム式洗濯機は、縦型より水道代が安くなる分、少ない水で洗います。

なので、それ専用の洗浄力の高い洗剤があります。

片手でワンプッシュで洗剤投入できるんで、楽ちんです。

大容量の詰替えもあるんで、洗剤が無くなる心配もありません。

ドラム式洗濯機は一人暮らしこそおすすめ【まとめ】

ドラム式洗濯機は、忙しい社会人の生活を豊かにしてくれる素晴らしい自己投資になると思います。

時間を買うという感覚が分かる人なら、一人暮らしだからこそオススメです。

最後に当記事をまとめます。

ドラム式洗濯機のメリット

☑時間を買える(洗濯⇒乾燥がオールインワン)

☑花粉を気にしなくていい

☑天気を気にしなくていい

☑時間を気にしなくていい

☑隣や下の階の人を気にしなくていい

☑ダニを死滅させられる

☑洗濯ばさみ・洗濯用ハンガー・洗濯竿が不要になる

が上がる

唯一のデメリットは、ドラム式洗濯機本体の価格が高いことです。

ドラム式洗濯機VS普通の洗濯機+コインランドリーのコスト比較

乾燥にかかる電気代だけを見れば

ドラム式洗濯機が20万だった場合、

1回200円⇒12年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒7年以上使えばドラム式洗濯機が得

ドラム式洗濯機が15万だった場合、

1回200円⇒9年以上使えばドラム式洗濯機が得

1回300円⇒5年以上使えばドラム式洗濯機が得

ドラム式洗濯機を買ったのに結婚相手もドラム式を持っていた場合、新品を買って5年以内なら買取店で売れます。

こう考えると、ドラム式を導入するなら新品一択になります。

より現実的な話をするなら、15~20万の価格帯のものを5~8年使い、問題なければ次の洗濯機を探しつつ10年を目指す。

オススメはSHARPのドラム式洗濯機 ES-S7E-WL(左開き)

右開きのタイプはこちら

デメリットで一つ思い出しましたが、浴室を出たところに洗濯機置き場のあるマンションだと、ドラム式で乾燥している時に、風呂から出ると結構暑いです。

それを差し引いても、ドラム式を導入するメリットの方が圧倒的に多いですが一応。

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