人間関係のストレスを解消するために明日から出来る10個の工夫

人付き合い

ストレスまみれな社会で打たれ弱い自分に嫌気がさしていませんか?

メンタルを強くしたいなと思っていませんか?

でも安心して下さい。

メンタルは強くしなくてもいいんです。

実際、僕も激弱豆腐メンタルでもストレスフリーとはいかないまでも、ストレスを溜めずにのらりくらりとやっています。

ストレスを正面から受けるのは強さが必要ですが、僕の場合ストレスのかわしているという表現の方がしっくりきます。

工夫をすれば、メンタルを強化せずにストレスをかわして、ひょうひょうと生きられるようになれます

この記事では、僕が読書やネットの情報によって人の脳みそから手に入れた知識を実践して、今も意識しているストレス対処法を10個紹介します

人間関係でストレスを溜めないためには工夫が必要

嫌われる勇気で一躍有名になったアドラーのおじさんは、「全ての悩みは対人関係である」とおっしゃっています。

これには僕も同意で、多くの人がやっているストレス解消は、病気になってから薬を投与する西洋医学の対処療法と同じです。

一方、これから紹介する10の工夫は、未然に病気を防ぐ予防医学的な考え方です。

ストレスを溜めて溜めて、解消するのか?

ストレスを溜めないために、日常を工夫するのか?

人間関係でボロボロになる人は、ストレスを溜めて溜めて限界に達するといった感じでしょう。

頼みごとをなんでも受け入れている間に、自分の趣味の時間もないほどにスケジュールはパンパン。

分刻みのスケジュールで働き、2~3時間の睡眠しかとれない売れっ子芸能人に似ていますね。

短期間なら根性でなんとかなると思いますが、人生はマラソンに似ていると言われるように、100mダッシュではありません。

だからこそ、未然に病気を防ぐ予防医学的な考え方が必要なのです。

人間関係でストレスを溜めないために出来る10個の事

そんな難しいことではありません。

今まで当たり前にしていたことをしないようにするだけです。

三つ子の魂百までというように、僕たちは育てられた親の価値観を土台に、学校時代の先生・友人、社会人になってから関わった人、テレビ番組で見たり聞いたりした情報で自分の価値感が形成されています。

染みついた価値観は、考えなくても無意識に僕たちが生活していけるようにしてくれているものでもありますが、ストレスを溜めやすい価値観が染みついていることもあります。

そんな当たり前と思っていた価値観の前提に踏み込んで、疑ってみることでメンタルが弱くても、ストレスをかわす思考が身につきます。

僕たちが何か変えたいと思った時に必要なのは、勇気ではなく情報と思考なんです。

僕がストレスを溜めないためにやってきたことが次の10個です。

1.人の気持ちを勝手に想像しない

2.悪口や批判の多い人と関わらない

3.自分の弱みや失敗を隠そうとしない

4.飲み会に参加しない、参加しても二次会・三次会まで付き合わない

5.周りが求めるキャラクターを演じない

6.他人が変わることを期待しない

7.好きになれない人と無理に付き合わない

8.会話を無理に続けようとしない

9.自分と他人を比べない

10.みんなと違うことを恐れない

そんなに難しいことじゃないので、サラッと解説していきます。

1.人の気持ちを勝手に想像しない

僕は心理学の本が好きでアホみたいに読んできましたが、人の気持ちを100%ズバリ当てることは不可能です。

占い師とかメンタリストは、コールドリーディングというテクニックを使って、言い当てているかのように思わせるんです。

人の気持ちを勝手に想像すること自体は、むしろ素晴らしいことです。

「人の気持ちを考えなさい」と親や先生に言われた記憶のある人も多いんじゃないでしょうか。

でも、「コレをしたらこう思われるんじゃないか」と想像が不安に変わることがありますよね?

その不安、ほとんど的中しません。

コチラが不安に思っているだけで、相手は自分の行ったことやったことを覚えていない可能性の方が高いんです。

人の気持ちを想像しても、結果は実際その時にならないとわかりませんし、想像した不安はほとんどが取り越し苦労に終わります。

超能力者でもない限り、人の気持ちを想像しても無意味なんですね。

僕たちに出来ることは、「相手のためになるであろう」ということを推測して行動に移すことしか出来ません。

2.悪口や批判の多い人と関わらない

悪口や批判はテレビの砂嵐のように雑音です。

類は友を呼ぶというように、自分が悪口を言っていると、悪口を楽しいと感じる人たちが寄ってきます。反対に、悪口よりこれからの希望を口にするような人たちからは敬遠されることになります。

悪口や批判はその場は楽しいのかもしれませんが、それで未来が良くなるわけでは無いんです。

僕は批判するくらいなら、自分に出来ることを探したり、関わらないといった対策を取ります。

誰かの悪口を言ってる時間って何も生み出さないので、完全にムダですからね。

3.自分の弱みや失敗を隠そうとしない

人間ミスしたくないし、恥ずかしい思いはしたくないものです。

でも、隠そうしてカッコつければカッコつけるほど、バレた時にみっともなくないですか?

知ったかぶりする人と、知らないことは知らないと言える人どちらと仲良くなりたいですか?

出来ないものは出来ないとはっきり言える人の方が信頼できる気がしませんか?

弱みはさらけ出した方が、自分も楽になるし相手を和ませる効果もあります。

あえて自分からそういうコアな弱みを見せることで、飾らない人だなと思われたり、相手が心を開きやすくなります。

4.飲み会に参加しない、参加しても二次会・三次会まで付き合わない

僕は会社の忘年会や新年会のような恒例行事が大の苦手です。

苦手というか、「いらないくない?」と思ってます。

きっぱり断って「来ない人」と思わせるのも一つの手ですが、職場で余計な摩擦を作りたくはないですよね?

そういう時は2時間なら2時間と割り切って、二次会の前に一緒に変える組のメンバーと「お先に失礼します」とその場を立ち去ることです。

僕は元々職場の人と浅く付き合ってるので、個人的に誘われることは少ないです。

そうやって自分で予防線を張っておくという工夫も出来ます。

5.周りが求めるキャラクターを演じない

周りが期待することに無理に答える必要はありません。

応えたい時に応えればいいんです。

そこにはしっかりと自分の意志があって、なんでもかんでも期待に応えなきゃいけないなんてことはないんです。

いい子でいなきゃいけないとか空気を読まなきゃいけないとか、誰に植え付けられた価値観かわかりませんが、「○○しなきゃ」と思っていることを手放せると、かなりストレスは減ります。

周りが求める自分じゃなく、自分の理想の自分へ向かって突き進みましょう。

6.他人が変わることを期待しない

僕たちはつい、周りが変わってくれることを期待してしまうんです。

・あいつがもうちょっと真面目だったら

・あいつがもうちょっと成長したら

・あいつがもうちょっと痩せてくれたら

僕は今でも「自分以外の誰かが○○してくれたら」とついつい相手が変わることを望んでしまう事があります。

そんな時は「いかんいかん」と自分を戒めています。

油断したら、人が変わることを求めてしまうんですよね。

でも、人が変わることを求めるとめちゃくちゃイライラします。

しまいには

・「なんでやってくれないんだ!」

・「なんでいつもそうなんだ!」

・「何回言ったらわかるんだ!」

と相手を責めてしまいます。

僕も怒りっぽかった時や人生が上手くいかないと感じていた時は、他人に期待しまくってました。

それが他人に対する過干渉だと知ったので、他人に期待しなくなったらイライラが不思議なくらい消えました。

相手を変えるより、自分を変える方が明らかにストレスが減ります

7.好きになれない人と無理に付き合わない

好きになれない人、苦手な人と無理に付き合う必要はありません。

職場などで完全に関係を断てない場合は、業務連絡だけにして、心理的に距離を取るのがベストです。

友達がいないと恥ずかしいなんてことはありません。

僕は人脈増やそうとしていろんなイベントに出かけましたが、結局残ったのは顔も思い出せない人のLINEの連絡先だけでした。

集団行動や群れることが苦手で、基本一人行動の僕はリア充というイメージだけで、無理に人と付き合うことを辞めてから、めちゃくちゃ楽になりました。

8.会話を無理に続けようとしない

沈黙って気まずいって思いますよね?

でもコミュ力高い人は沈黙でも平然としているんですって。

沈黙に耐えきれなくなって沈黙を破るのは、決まってコミュ力の低い方らしいです。

間を楽しむとか行間を楽しむというように、空白って必ずしも悪いものじゃないんですね。

ミニマリストは余白を楽しんでますし、俳優さんは台本に書かれていない表情の変化まで演技しています。

つまり、空白の部分にこそ醍醐味とか楽しみってあるんじゃないかな~と思います。

今度、誰かと1対1で喋る時に、あえて沈黙を作ってみて下さい。

相手がその空間を埋めようと、必死に考えている様子が見えますからw

僕のような意地悪をしないにしても、会話に沈黙もあってもいいんです。

それも含めての会話ですから。

9.自分と他人を比べない

僕たちは、学校生活を通して誰かと比べて足が速いとか遅いとか、誰かと比べてテストの点数が良いとか悪いとか考えてきましたよね?

それに慣れすぎちゃって、誰かと比べることが当たり前になりすぎているんです。

でも、誰かと比べて勝てれば気分もイイでしょうが、ずっと勝てるわけではありません。

誰かと比べるという思考を持っていると、誰かと比べて負けることの多い社会生活で常に劣等感を持ち続けなければいけません。

自分が劣った存在だと思って生きるのは苦しいです。

誰かと比べるということを否定するより、誰かと比べるという前提を疑った方がいいかもしれませんね

僕たちは何か比べる時、前提を一緒にしますよね?

「同じスペックでどちらが安いか?」

「同じ車でどの色がいいか?」

でも、人間って顔の作りから始まり、持って生まれた能力、筋力の差、これまでに経験したことも何もかもが違うわけですよ。

クローンでもない限り、誰一人として同じ人はいません。

だから同じ前提で横並びで比べること自体がおかしいんですね。

前提を一緒にしようと思ったら比べられるのは、過去の自分だけなんです。

以前の自分より成長したかどうか?

誰しも老いに向かって生きていくので、肉体的な衰えは避けられませんが、それ以外で自己ベストを出せれば歳を重ねてもいい人生になると思いませんか?

僕は「あの頃は良かったな…」と過去の栄光を語るジジイにだけはなりたくないんでね。

10.みんなと違うことを恐れない

僕は、左利き・内向的・一人行動・フリーランスと割と少数派の部類に入ることが多いです。

性格的にも前提を疑ったり常識を疑ったりとちょっと面倒なのでw

日本は特に同調圧力が強いと言われます。

「みんなと同じが正義」みたいなね。

引きこもりだろうがオタクだろうが、なんでも胸張って生きればいいと思うんですよ。

好きなコトを他の人に決められる権利もないし、他の人の幸せが自分にとって幸せかなんてわかりません。

これまでの話とも繋がるんですが、僕は無理に好きな人を作らないといくてもいいし、みんないるからという理由で彼女を作ったり、適齢期だからという理由で結婚もしなくていいと思ってます。

「みんなやっているから」という思考停止の理由で自分の意志がないままに判断しても、そこに自分はいないと思ってしまいます。

自分の人生の判断を他人にゆだねたり、なんとなくで決めた方が後悔しそうですしね。

人間関係でストレス溜めて、ボロボロになる前に

では、当記事をまとめます。

1.人の気持ちを勝手に想像しない

2.悪口や批判の多い人と関わらない

3.自分の弱みや失敗を隠そうとしない

4.飲み会に参加しない、参加しても二次会・三次会まで付き合わない

5.周りが求めるキャラクターを演じない

6.他人が変わることを期待しない

7.好きになれない人と無理に付き合わない

8.会話を無理に続けようとしない

9.自分と他人を比べない

10.みんなと違うことを恐れない

人間関係でボロボロになる前に、ストレスをため込んで爆発したり体調を壊す前に、上記の10個のうち1つでも実行に移して頂ければと思います。

2度のうつ症状を患った僕が、実践してきてほぼほぼストレスフリーになれた方法なので、効果は保証します。

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