☑人に頼ることが苦手
☑いつも1人で抱え込んでしまう
☑助けを求めること=迷惑・甘えだと考えてしまう
☑人に頼ると、相手の貴重な時間を奪ってしまう
こう考えてしまう人は多いものです。
あなたもその1人じゃないですか?
僕も、以前は人に頼ることが大の苦手でした。
人に頼ることは、弱い人間のやることだとさえ思っていました。
でもそれは、間違いだと気づきました。
この記事を読むと、気持ちよく人に頼れるようになります。
人に頼ることが苦手な人は、真面目で頑張り屋な人が多いんです。
そして、人に頼ることに罪悪感を感じてしまいます。
この記事では、人に頼る前に考えたい3大原則と、迷惑をかけずに上手に人に頼るコツをお伝えします。
人に頼ることは、貢献すること
人に頼ることは、その人に貢献したり活かしたりすることだと知っていますか?
人に頼ることが出来なかった時の僕は、「人に頼ることは迷惑をかけること」という認識でした。
迷惑をかけるとは、Win-Loseの関係なんですね。
こちらが得して、相手が損をする関係です。
これでは確かにいけません。
でも、Win-Winなら良くないですか?
お互いが得をするということです。
自分は頼ることで助けられて、相手は頼られることで満足感を得る。
あなたも誰かに頼られたり、相談されたりして、その人の力になれたことで嬉しかった経験はありませんか?
自分が困っているからといって、相手の状況を見ずに一方的に頼みごとをすると迷惑です。
逆の立場だと分かりやすいですね。
自分が処理しなければいけない仕事が山ほどあるのに、さらに仕事を振られる。
キツイですよね。
自分の力と、周りの力を上手に使うことができれば、問題を早期解決できます。
一人で抱え込んで焦ったり、テンパってしまうこともなくなります。
Win-Winの関係になるように、上手に人を頼ることは、相手への貢献でもあるんです。
人に頼る時の3大原則
なんでもかんでも、「困ったら誰かに頼る」という依存体質の人がいます。
人に頼るのが苦手だった時の僕は、「自分の頭で考えたら?」と思っていました。
今でもそういう人は好きではないですが…(笑)
「なんでも頼ればいい」と言うのは違うと思います。
人に頼るのが苦手な人は、そういう”依存する人“になってしまうんじゃないかという思いがあるかもしれません。
だから、まずは今まで通り、自分で調べたり自分でやることが大前提です。
人に頼るのが苦手な人にとって一番の悩みどころは、「どんな時に頼ればいいか?」ということです。
自分の力だけでは無理な時、僕は一定のルールに従っています。
良いなと思ったら、参考にして下さい。
1.相手が忙しくないことを確認する
2.調べれば分かることを聞かない
3.自分より知っている人、得意な人に聞く
1.相手が忙しくないことを確認する
相手の手を止めて何かを聞くことは、相手の時間を邪魔したり、奪っているとも言えます。
罪悪感を感じてしまうところですね。
しかし、相手が忙しくない時なら、良いと思いませんか?
相手が多くの仕事を抱えていたり、何かに熱中している時は、確かに迷惑行為だと思います。
職場であれば、
「今お時間よろしいですか?」
親しい関係なら、
「聞きたいことがあるんだけど、今大丈夫?」
相手に了解を得れば大丈夫です。
相手が「いいよ」と言ってくれば、罪悪感を持つ必要はありません。
「いいよ」と言ったにもかかわらず、明らかに不機嫌になったり、あとでチクチク言われてもあなたの責任ではありません。
間違って、そういう人を頼ってしまった場合は、二度とその人には頼らないことです。
2.調べれば分かることを聞かない
頼るのが苦手なあなたなら大丈夫だと思いますが、一応。
そもそも、”グーグル先生に聞けばわかるようなこと”を聞かないことが大事です。
わざわざ相手の手を止めて聞くわけですから、少し調べればわかるようなことを聞くことは、相手の時間を奪う行為です。
僕も、調べればわかるようなことを聞かれたら、「自分で調べて。」と返します。
自分で調べて、自分の頭で考えても答えが出ないことなら、聞きましょう。
今、10分考えて答えが出ないものは、1時間考えても答えはでません。
今の自分の頭には、それを解決するヒントが何もないということで、潔く諦めた方が賢明です。
3.自分より知っている人・得意な人に聞く
普段物静かな人でも、自分の知っていることや得意なことになると、よく喋る人がいます。
初対面の女性と盛り上がらなかった会話も、女性の好きな旅行の話をきっかけに盛り上がることがあります。
人は、喋りたい生き物なんです。
特に、自分の知っていることに関しては。
知らないことは、ダサいことでも恥ずかしいことではありません。
どんどん、得意な人に聞けばいいんです。
あなたが頼ることによって、相手は満足感や優越感を得られるかもしれません。
頼ることは見方を変えれば、その人を輝かせることでもあるんです。
迷惑をかけずに上手に人に頼るコツ
自分で調べてもわからない時は、知っている人に、忙しくないか了解を得て聞くことは分かった。
ここでは、相手に迷惑をかけずに、さらに喜んで頼みごとを引き受けてもらうコツをお話します。
やることは、1つだけです。
それは、相手の承認欲求を満たすことです。
承認欲求は誰もが持っている、
「認められたい」
「褒められたい」
という人間の欲求です。
あなたが次の2人に同じことを頼まれたとしたら、どちらの頼みなら気持ちよくやれそうか考えてみて下さい。
・○日の旅行なんだけど、運転手頼んでいい?
・○日の旅行みんなで車で行くやん。さとし運転上手いから、長距離でも安心して乗ってられるから、運転手頼んでいい?
どちらが相手が気持ちよくなるでしょうか?
相手をヒーローにするようなイメージです。
嘘はすぐバレるので、ホントに良いと思っているところを伝えながらお願いしてみましょう。
相手の承認欲求を満たしたからと言って、100%断られないということではありません。
たとえ断られたとしても、相手は1mmも悪くありません。
ずるい考え方かもしれませんが、引き受けてもらう人にも気持ちよくいてもらいたいですからね(笑)
まとめ
1人でやってみて、どうしても無理なら、知っている人や得意な人に頼ればいいんです。
頼ることで、相手を喜ばせるイメージができると頼りやすくなります。
では、当記事をまとめます。
・人に頼ることは、貢献すること
→Win-Win(どちらも得をする)の関係を意識する
自分は頼ることで助けられて、相手は頼られることで満足感を得る
【人に頼る時の3大原則】
大前提として、まず自分でやる→自分の力だけで無理な時は、周りの人の力を借りる
1.相手が忙しくないことを確認する
2.調べて分かることは聞かない
3.自分より知っている人・得意な人に聞く
【迷惑をかけずに上手に人に頼るコツ】
・相手の承認欲求を満たす
「頼みたいこと+理由(なぜその人に頼むのか?)」
人に頼った方が、仕事の効率が上がったり、問題が早く解決することもあります。
僕は本が好きで毎日読んでいますが、「本を読む」という行為も人に頼ることです。
すでに誰かが経験したことの知識を借りています。
この記事でお伝えした3大原則を取り入れれば、迷惑とは思われないでしょう。
人に頼ることは、人を活かすことです。
自分が経験すること、考えられる範囲には、どうしても限界があります。
相手を喜ばせながら、上手く人の力を借りられると、人生が加速度的に良くなりますよ。
コメント