☑正しい生き方とはどんな生き方?
☑自分の生き方が正しいのか、間違っているのかわからない
☑今どっちの道を選べば正しいのか、後悔しないのか、失敗しないのかわからない
このように、『正しい生き方』をしたいけど、何が正しいかわからない…。
インターネット・雑誌・テレビなど、いろんな人の考え方や意見を聞けば聞くほど、訳が分からなくなる…。
こうなってくると、何が正しくて何が正しくないかが分からなくなってきます。
そんな時代に生きている僕たちは、情報が多すぎるからこそ、その情報を自分で選び取っていかなくてはいけません。
先に結論を言うと、『正しい生き方』は幻想にすぎません。
正しい生き方はこの世に一つじゃない
誰かにとって正しい生き方は、あなたにとっては正しくない生き方かもしれません。
あなたにとって正しい生き方は、他の誰かにとっては正しくない生き方の可能性もあります。
脱サラして事業を起こして成功した人にとっては、サラリーマンとしての生き方は正しく無かったと言えます。
50代独身で悠々自適な生活を送っている人にとって、結婚は正しい選択ではなかったと言えます。
このように、1つの答えが100%全員に当てはまる、絶対解というものはありません。
多くの人は、『正しい生き方がある』と思って、正しさを求めて奔走しています。
間違いたくないからです。
しかし、答えのない問題だからこそ、間違えて当たり前なんです。
答えがないからこそ、他人の意見ではなく、自分自身と向き合っていかなければいけないんです。
当記事では、情報の渦で溺れ死なないために、『自分にとっての正しい生き方』を模索するためのヒントを5つ紹介します。
テレビを捨てる
テレビからの情報を鵜呑みにするのは、危険です。
ハッキリ言って、テレビは広告です。
テレビは視聴率が取れてナンボです。
なぜなら、スポンサーは高い広告料を払っているからです。
多くの人が見る番組の間にCMを流せば、それだけみんなが自社のサービスや商品を買ってくれる確率が上がるからです。
だから、テレビ番組自体が、人が購買意欲をかき立てられるように作られていたりします。
グルメ番組や旅番組がそうですね。
「こういう生き方が幸せです」と言わんばかりに、「私服総額〇百万です」とか、「夜景の見えるマンションに住んでます」とか。
こうやって、ガッポリ稼いで多くの物を得るのが、幸せな生き方だと僕たちに訴えかけてくるんです。
さらに、テレビを見ていると数時間があっという間に過ぎます。
これでは、自分にとって正しい生き方が何かに思いを巡らせる時間が取れなくなって、ただテレビにじわじわと殺されていきます。
ニュース番組は有益じゃないかと思うかもしれません。
しかし、○○県○○市で人が殺されたとか、火事が起こったとか、ネガティブなニュースが多いです。
ネガティブな情報に多く触れていると、あなたの心もそれに影響を受け、どんどん恐怖や不安だけがつのっていきます。
テレビの情報からは、自分たちの生活を直接豊かにしてくれるような情報は流れてきません。
天気予報くらいでしょうか。
天気予報なら、アプリで十分です。
また、テレビは中毒性があります。
家に帰ってきたら、”とりあえず”テレビをつけていませんか?
テレビは、僕たちから時間やお金、考える力を奪っていくものです。
SNSを見ない
SNSで他人がどこかに行って「イエーイ!」みたいな投稿を見て、羨む。
SNSに限らず、友達に彼女が出来たとか、同僚が新車を買ったなど、あなたの心を乱す要因は沢山あります。
誰かが持っているものや手に入れたものを、あなたが手に入れたからといって、それで幸せになれるかは別問題です。
ネットサーフィンやネットショップの巡回も、時間を奪う原因になります。
人の生き方を参考に、自分の生き方を考えるために使う程度ならいいのかもしれません。
嫉妬したり羨んだりして、時間をムダにするくらいなら、SNSをのぞき見すること自体やめてしまいましょう。
日々忙しく暮らしていると、あっという間に寝る時間になってしまい、自分と向き合う時間が取れません。
そうなると、意味も無くダラダラ過ごしてしまう時間を削るしかありません。
情報を素直に受け取る
うわさ話や行列の出来るお店の情報に感情を支配されていませんか?
自分にとって正しい判断をするためには、情報だけを素直に受け取る必要があります。
例えば、芸能人の不倫の報道を耳にした時に「誰と誰が不倫した」という情報だけに留めるということです。
ここで、
「いい人に見えるけど、影では悪いことしてるんだね」とか、
「あー好きだったのにな〜。」とか、
その情報に対して、良い悪いの判断をしないということです。
情報に自分の感情が混じると、情報を主観的に捉えてしまいます。
行列の出来るラーメン屋は、ただ行列が出来る人気店です。
行列が出来るからと言って、地域で一番美味しいかどうかは別問題です。
俳優が不倫したからと言って、それまで出演した作品の演技までダメになるわけではありません。
情報と感情を一緒に考えると、元々の情報がねじ曲げられていきます。
1つテクニック(?)をお伝えすると、漠然とした不安も数字(情報)に置き換えることで、無くすことができます。
独身と既婚者含めた日本人の90%が入っていると言われている保険。
保険は本来万が一に備えるためのものです。
もし、そうなった時、払えない金額を代わりに負担してもらうと言ったものです。
漠然とした将来の病気への不安。
例えば、僕と同じ30歳〜34歳の死亡率は0.4%です。
年齢を上げて35歳〜39歳にしても0.7%です。
あなたが来年も生きている確率は99%なんです。
死なないまでも、病気になって入院した時はどうか?
入院時の平均自己負担額の平均は22.1万円です。
50万以上かかるのは、10%もいません。
ほとんどの病気の入院費は、多少多く見積もっても30万くらいあれば、大丈夫でしょう。
しかも、高額療養費制度があるため、申請すれば月10万円未満になります。
こうやって、数字でみれば、そんなに高額の掛け金を毎月払う必要があるかどうかが見えてきます。
テレビや人の話を聞いて、その情報をイメージや感情だけで受け取っていると、金銭的にも精神的にも損してしまいます。
友人や親の助言は聞き流す
あなたが何が変化をしようとする時、誰かに背中を押してもらいたくて、相談するかもしれません。
しかし残念なことに、仲の良い友人や家族の助言でさえ、あなたの妨げになることが多いんです。
例えば、副業や転職を考えていた場合。
1つの会社で定年まで勤め上げた父親に相談すると、次のような反応をされるかもしれません。
「お世話になった会社を裏切るのか」
「せっかく大手に入れたんだから、定年までいた方がいい」
「わざわざリスクを取る必要はない」
せっかく一歩踏み出そうとしていた心が、変わってしまうかもしれません。
助言した人は、その人の価値観であなたのためを思って言ってくれているので、悪気はありません。
しかし、あなたの人生の責任まではとってくれません。
あなたの人生の責任を取れるのは、世界で唯一あなただけです。
だから、今までと違う道を歩こうとした時、判断に迷った時にも、自分で出した答えに従った方が後悔がありません。
誰かに判断をゆだねたとしたら、後で「あの人がこう言ったせいだ」となります。
誰にも当てはまるような絶対的な正解がないからこそ、自分の頭で考え抜いて出した結論に従った方がいいんです。
自分を知る
自分にとっての正解を知るには、自分を知る努力をしましょう。
自分のことは、自分が一番よく知っているようで、実はほとんど何もわかっていなかったりします。
僕も
「自分の長所は何だろう?」
「自分が得意なことって何だろう?」
と、頭がもげるほど考えました。
考えたからと言って、すぐ答えが出ない時もあります。
それでも、考えて続けるんです。
いくつかの質問に答えて結果が出る適職診断や性格診断も利用しました。
親に「自分はどんな子供だったか」を聞いたこともあります。
リクナビネクストのグッドポイント診断では、質問に答えると自分の長所を5つ判定してくれます。
『才能は開ける』という本では、9つのパターンからより細かく自分に向いていること、向いていないこと、それを生かした方向性まで示してくれます。
こういったツールを駆使して、自分を深く知れば、自分にとっての正しい生き方のヒントを得られます。
正しい生き方=自分の強みを活かし、ストレスのない生き方
正しい生き方を見つけるのに、世間の常識や価値観は必要ありません。
あなたにとっての正しい生き方は、あなただけの生き方です。
当記事をまとめます。
【忘れてはいけないポイント】
誰かにとって正しい生き方が、あなたに当てはまるわけじゃない
・テレビを見ない
→世間の常識や価値観は、大多数の意見であって正解ではない
・SNSを見ない
→他人を羨まない、流されない
・情報を素直に受け取る
→感情と事実(数字)を分けて考える
・親や友人の助言は聞き流す
→誰かにとっての正解が、自分にとって正解とも限らない
・自分を知る
→自分の強みに焦点を当てれば、自分にとっての正しい生き方が見えてくる
自分の長所を発見してもらうツール
リクルートが運営するリクナビNEXTのツールです。
会員登録(無料)すれば、誰でも5つの長所を発見してもらえます。
自分の性格や適職を見つけるツール
【性格診断セブン】
性格診断・適職診断16、適職診断9など、無料で自分を知るためのツールが多数あります。
さらに自分の適職を具体的に知る本
【才能は開ける】
本の中のURLにアクセスして、質問に答えると、ウェルスダイナミクスという理論に基づいて、プロファイルレポートを作成してくれます。
・自分の失敗傾向
・チームにおける最適な役割・
・人生における最適な役割
・人生で一番向いていない役割
・自分が学ぶべき人
上記のように細かい所まで分かるので、自分にとっての正しい生き方の方向性を知るには、一番オススメの本です。
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