宝塚歌劇団に伝わる「ブスの25箇条」をご存じですか?
宝塚と言えば、女性を対象としたものと思われそうですが、男性も学べる人間のあるべき姿が記されています。
この25箇条に当てはまる数が多いほど、運が悪く、チャンスを逃し、人に敬遠される人間になるんじゃないかなと思います。
「モテない」と悩んでいた時の僕は、”男として”の前に”人間として”女性に相手にされていなかったんだと思います。
だから自戒の意味も込めて紹介します。
ぜひ内面を磨く際の参考にしてみて下さい。
25箇条を守ってる人は、嫌われる要素を排除できるのかなと。
内面を磨くため日常生活から意識したいブスの25箇条
では、こうすると内面ブサイクになるという25の戒めを紹介します。
☑笑顔がない
☑お礼を言わない
☑美味しいと言わない
☑目が輝いていない
☑精気がない
☑いつも口がヘの形をしている
☑自信がない
☑希望や信念がない
☑自分がブスであることを知らない
☑声が小さくいじけている
☑自分が最も正しいと信じ込んでいる
☑愚痴をこぼす
☑他人を恨む
☑責任転嫁が上手い
☑いつも周囲が悪いと思っている
☑他人に嫉妬する
☑他人を信じない
☑謙虚さが無くごう慢である
☑人のアドバイスや忠告を受け入れない
☑何でもないことに傷つく
☑悲観的に物事を考える
☑問題意識を持っていない
☑存在自体が周囲を暗くする
☑人生においても仕事においても意欲が無い
まずは、自己評価で「自分は出来ているかな?」とチェックしてみて下さい。
注意したいのは、自己評価は甘くなったり厳しくなったりしがちだということです。
だから、当てはまる項目が多いからと言って落ち込む必要はありません。
当てはまる項目が多いからと言って、あなたという人間の価値が下がるわけではありません。
ただ当てはまる数が多いと、生きづらいとは思います。
僕も全部が完璧に出来ているわけでは無いので、精進して参ります。
外見は内面の一番外側
以前は仲良くなった後に、「最初は怖い印象だった」と言われることが多かったんです。
きっと、人に会うことを怖がり、漠然とした不安を抱え、常に何かにイライラしていて、トゲトゲしていたのが相手にモロに伝わっていたんだと思います。
表情も無表情、「そりゃ怖いわな」って感じでした。
でも、そこから本を読んでいろんな人の価値観や考え方に触れたり、毎日目覚まし不要の金持ち自由人と直接お話させて頂いたり、いろいろな女性とデートしたりするうちに、いろんな気づきがあったおかげで、以前よりかなり穏やかになれたんだと思います。
今は、仲良くなった後に「最初は怖い人だと思った」と言われることはなく、彼女の友達にも「優しそうな人だね」と言ってもらえます。
内面が変われば、表情が変わります。
小栗旬さんもデビューしたての頃は、かなり尖った感じの印象でしたが、今はかなり自然体でも自信に満ちている感じがします。
多部未華子さんも僕が初めて見たのは、「ライアーゲーム」だと思いますが、その時はあか抜けないあどけない少女だったのが、顔つきが変わり、いつの間にか大人の女性になっていました。
あなたも芸能人でこのような変化を感じた人はいませんか?
人は自信を持ったり、穏やかになったりして、何らかの形で内面に変化があれば、真っ先に顔つきや表情に出ます。
顔の作りそのものは変わりませんが、内面を磨くことで外見に表れるオーラや雰囲気は確実に変わるんです。
完璧じゃなくていい。1つずつクリアしていこう
何度も言いますが、25箇条が今完璧に出来ていなくても全然大丈夫です。
確実なことは、1つ1つクリアしていくことで見える世界が全く違うものになるということです。
『幸福のための人間のレベル論』でいう気づいているステージに上がることになります。
僕はラッキーなことに20代の早い段階で愚痴を言ったり、人を恨んだり、責任転嫁しても、何一つ問題は解決しないということに気づかされたので、ストレスは消せることを知りました。
「ストレス解消法は?」っていう定番の質問あるじゃないですか?
僕は解消するほど、ストレスを溜めないようにしているので、ストレス解消が必要ないんですね。
僕たちは人それぞれ、事実の解釈を体験しているんです。
これは、心理学で有名なアドラー大先生もおっしゃっていることです。
だから、同じ出来事でもストレスに感じる人と感じない人が出てくるんです。
例えば、僕は顔がブサイクというほどブサイクではありませんが、ブサイクです。
右目は一重、左目は奥二重で左右非対称です。
僕が
「なんでイケメンに生まれなかったんだろう?」とか、
「イケメンに生まれたら、もっと簡単にモテるのにな」とか、
「イケメンは良いよな!俺もイケメンに生まれてさえいれば…」と、
どうにもならないことを考えて、外見や内面を変える意欲を無くしていたら、人間としても魅力が無いですよね?
でも、「顔の作りはどうしようもないから、他で勝負しよう」と考えて、髪型や服装を変え、会話力を上げれば、元の自分よりは数段カッコよく見えませんか?
無いものねだりじゃなく、前向きにとらえ変えていこうとする方が、魅力的じゃないですか?
完璧じゃないから、人間らしさが出るんです。
でも、それは諦めることとは違います。
「無いもの」に見切りをつけ、「あるもの」を良くしていけばいいんです。
25箇条を1つ1つクリアしていくごとに、あなたは魅力を1つ1つ備えていくことになるんです。
長期的視点で考える
僕も、昔は全然自分を変えられなかったり、結果が出なくて悩みました。
冷静に考えればすぐ気づきますが、誰でもすぐに結果が出たら、世の中みんな上手くいく人で溢れます。
でも、現実はそうじゃない。
何が足りないか。
長期的視点です。
僕が結果が出なかった頃は、短くて3日~1週間、長くて1ヶ月とかで簡単に諦めてました。
その頃の自分にもし言ってやれるとしたら、
「天才にでもなったつもりか?」
と言います。
本を読んで知識をつけたり、しなやかなメンタルを身につけたり、思考力を鍛えたり、なんでも一定レベルのことを身につけようと思ったら時間がかかります。
新卒で入って、まともに仕事をこなせるようになるのにどれくらいかかりました?
仕事内容が難しいほど、1人でこなすまでの難易度は上がります。
内面を磨くって、目に見えない心だったり思考なので、そりゃ時間かかりますよ。
20年も30年その考えでやってきたクセは、1日でキュッと矯正できるようなものではありません。
じっくり地道に取り組めばいいんです。
しかも、身につけた分だけストレスは無くなり、生きるのが楽になるし、以前よりモテるようになります。
継続のコツは、長期的視点を持って無理せずコツコツです。
休みの日に5時間より、毎日15分でも続ける方が力になります。
では、こんなことわざを思い出してお別れしましょう。
「ローマは一日にして成らず」
「千里の道も一歩から」
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