風呂が読書する環境に最適な理由

冬の湯船の中でする読書は最高です。

・風呂で読書したら濡れませんか？

・本や雑誌を濡らさないようにしたいんですけど、どうやるんですか？

このような質問は愚問ぐもんです。

中には電子書籍派でジップロックにスマホをぶち込むという強者もいますが、僕は紙の本を持ち込んで読んでいます。

僕は本の内容に興味があるのであって、本を綺麗に保管しようなどとは微塵みじんも思っていないからです。

だから本が濡れることが気になるのであれば、風呂で読書をするべきではありません。

ちょっと説教くさくなってしまうので、さっそく本題へ。

「本が多少湿気ってもぜ～んぜん気にしません」という人だけ、この先を読み進めて下さい。

それでは、風呂が読書に最適である理由を述べていきます。

湯船に浸かっている時は行動が縛られる

風呂で湯舟につかりながら読書をすることで、集中できます。

自分の部屋だとスマホで無駄にネットニュースを見たり、YouTubeを見たりと、誘惑がそこら中にあります。

しかし、風呂はどうでしょう？

風呂にテレビをつける事に憧れる人たちもいると思いますが、僕は芸人さんの話術を研究するとかそれなりの目的がある以外は、テレビは無意識に時間を消費するだけのメディアという認識なので、むしろ邪魔だと思ってしまいます。

風呂でお湯につかっているとやる事が限定されます。

やることが限定される空間だと、人は集中できるのです。

集中できるというと語弊があるかもしれませんが、やれることが少ないとそれらの中から何かを選択して暇を埋めようとするという方が正しいかもしれません。

例えば、風呂以外の場所で考えてみて下さい。

周りに家族や知ってる人がいると、つまらないやつだと思われたくなくて、無理に話題を作って喋りかけようとしてしまったことはありませんか？

部屋の片づけをしている最中に、思い出の写真を見つけて片付けが全然進まなかった経験はありませんか？

僕たちは無意識にいろんな所にアンテナを張っていて、目に入ったものについつい意識が行ってしまうんです。

めちゃくちゃ意志力が強ければそういうことも跳ねのけてやるべき事に集中できるのかもしれません。

僕はそんな強い意志力がないので、集中をそがれないような環境をいかに作れるかということを意識しています。

風呂以外でも読書に向いている環境

読書に向いている場所は、誘惑が少ない場所です。

他のことをやれない場所、やらざるを得ない場所と言い換えることもできます。

そういう意味では、風呂って読書するには最高の場所なんですが、他にも読書に向いている場所があります。

元マイクロソフト社長の成毛さんは、トイレの他に家に何ヶ所かにわけて本を置いているらしいです。

確か成毛さんの「本は同時に１０冊読め」を読んで、僕はそれを真似して、一人暮らしの時はトイレに常に本を1～２冊置いてた記憶があります。

会社の昼休憩とかも、僕のように会社の同僚と雑談するくらいなら本読んでた方がマシって考えるような人だと、スマホで電子書籍でも読んでいるとあっという間に時間が過ぎます。

あとは僕自身、学生時代は全然読書しなかったのに読書するようになったのは、寝る前に睡眠薬代わりに読書をしていたことがきっかけでした。

当時は”活字を読むと眠くなる”と思っていたので、寝る前に必ず本を読んで眠たくなったら本を閉じて寝るという毎日でした。

寝る直前にやっていたことは記憶に残りやすいっぽいので、今となっては結構理にかなったことやっていたのかもしれません。

人によるとは思いますが、集中力が長時間続かないタイプの人だと、すきま時間に１ページでも２ページ読む方が頭に残ることがあります。

人間の集中力は１５分が限界という説もあります。

何時間も集中できるような人は才能に恵まれている凄い人という位置づけにして、自分のペースで読書を楽しめばいいと思うんですよ。

読書時間や読破した冊数が多いから偉いわけでもなんでもないですからね。

まとめ

風呂で読書すると、本が湿気でふやけるのが嫌と思ってカバーをつける人もいます。

kindle派だからタブレットやスマホをジップロックに入れて風呂に持ち込むなどの方法を実践している人もいます。

僕自身は本を買う時も、なるべく中古で安く買おうとするくらいセコいので本は大切に扱いますが、あくまで大事なのは中身だと思ってます。

綺麗に本棚に本を並べるために読書をしているのか、本の内容を知るために読書をしているのか。

なかなか思うように読書がはかどらない時は、あなたの集中力の問題ではなく、読書に最適な環境を作れていない可能性もあります。

そういう意味で、風呂って誰にも邪魔されない最高の場所ですよ。