【お金の本】初心者にもおすすめな9冊(資産運用・保険・節約・貯蓄)

読書

消費税は上がるし、年金はもらえないし、物価も上がる、老後2,000万問題を考えると貯金するだけではだめだとは思ってる。

銀行にお金を預けていても利息は期待できないし、資産運用しないと時代の波に乗り遅れる気がする。

経済やお金の本を読んでみたいけど、どれがおすすめなの?

そんなあなたへ。

年100冊以上は、本を読んでいるであろう僕がお答えします。

僕は学生時代から政治経済に興味がなく、その辺の知識は中学生レベルでした。

20代の頃から株、保険、投資信託、NISAなどどれも同じくらい興味があったけど、どれも同じくらいよく分からない状態でした。

20歳の頃から始めた読書も始めは心理学とか脳科学とかが中心だったので、お金の知識を勉強することは大事だと頭では思いながら、なかなか手が付けられずにいました。

というのも、僕の20代のほとんどは借金生活で「貯める」「増やす」が非現実なことだったからです。

それでも借金を完済し、お金に余裕が出ると「このままではいけないけど、何したらいいんだろう?」と考え方に変化が。

僕はお金の勉強の最初の一歩として、それまでの延長でお金の本をパラパラ読み始めました。

それまで知り合いを通じて知った投資系のセミナーに参加したりして多少の知識はあったものの、ほぼゼロからのスタートでした。

きっとお金の知識があれば、消費者金融で200万まで借金膨らまないですからね。

そんな僕がお金の資産運用・保険・節約・貯蓄などお金に関する本で読んで役に立ったもの・良かったものを9冊紹介していきます

お金の勉強をしないまま社会に放り出される日本人

金融庁は、『最低限身に付けるべき金融リテラシー(お金の知恵・判断力)』なるものを発表しています。

これによれば、家計管理・生活設計・保険・ローン・クレジット・資産形成などを”生活スキルとして最低限身に付けるべき“だと言っているんですね。

しかも、「小学生からこんなお金の知恵と判断力を持つようにして下さいね~」ってわりとしっかりと『金融リテラシー・マップ』にまとめられているんですが、知ってました?

知らないですよね?

僕もこの記事書くまで、知りませんでしたw

僕は幸運なことに、出会った人の中に

日本人は他の国の人と比べて金融リテラシー低いから勉強した方がいいよ

と言ってくれる人たちがいました。

でも、小・中・高と学校でお金の授業なんて無いですもんね?

「納税は国民の義務です」くらいのものです。

というのは、「お金の知恵を身に付けた方がいいよ~」というのは、金融庁なんですが、教育は文部科学省の管轄だからこんなことになっているんじゃないかなと思うんです。

提案する人と実行する人が違うんです。

仕事でもないですか?

事務員さんがお客さんから連絡を受けて、営業や現場の人に仕事振るけど、現場からしたら

「はい。分かりました。急いで向かいます!(いや…今日は厳しいんだけどな~)」

とか。

政府が都合よく集金出来るために、国民にお金の勉強をさせないように情報を隠しているという人もいますが、文部科学省にしてみれば、

「いや~今の教育プログラムに、さらにお金の勉強を入れると1日7時間授業じゃないと無理だよ~」

と思っているかもしれません。

まあ、知りませんがw

お金の勉強をしないと搾取される

国の制度って、給付金とかもそうなんですけど、申請しないともらえなくて損してることってあるんですよね。

失業保険も制度としてはあるんですけど、ハローワークに申請しないともらえないですよね?

取る時は給料から強制的に差し引かれるけど、もらおうとすると申告制

わりとこういう制度なんです。

だから、お金の勉強しないと損することが多くなってくるんですよね。

制度としては準備するけど、大々的に告知しないんで広がらない。

損するから広めたくないのかな?と疑ってしまうほど。

例えばマクドナルドは、商品を買ってもらって売り上げを上げることで自分たちも潤うんで、CMを売ったり、新聞に広告を入れたり、新商品を開発したりします。

一方、政府はお金の知識や知恵をつけて国民が賢くなっていくと、売り上げが減って経営が苦しくなってしまうんですよ。

こういう構造が、学校でお金の勉強がない1つの要因かなと思ってます。

金融庁もはっきりと言っていますが、『お金の知識は生活スキル』なんですよ。

ということは、お金の知識がないと生活が苦しくなるのは必然とも言えます。

僕は「無知は罪」って言葉が好きなんですが、ホントにその通りだと思うんです。

世の中は知っている人が得をして、知らない人は知らない間に損してるみたいなことが起こっていると思うんです。

まあ、誰かのせいにしたり世の中の制度が変わるのを待っていても何も変わらないので、自分で勉強したり情報を取りにいく姿勢が自分を守ると思ってます。

僕の好きな本の1つに自助論っていう本があるんですが、自分を守れるのは自分を作っておくことで生きやすくなるんじゃないかな~と思ってます。

【お金の本】勉強になるオススメ9冊

というわけで、僕が実際読んで「役立ったな」とか「勉強になったな」と思った本を9冊紹介していきます。

お金の教養の話

ライフネット生命の創業者の出口治明さんの本。

この本で学べること

・お金とは何か?

・お金の貯め方・増やし方・使い方・稼ぎ方

貯蓄から保険、自己投資の話など社会人が身に付けておくべき最低限の知識がこの1冊に詰まっているといってもいい。

投資や節約といったテクニカルな部分ではなく、お金の全体像や基礎を学びたい人にオススメ。

となりの億万長者

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この本で学べること

・データに基づくお金持ちの実態

・お金持ちとそうでない人の違い

著者がアメリカの方なので国の制度上違う点もあるけど、お金を何に使って何に使わない方がいいかなど、統計を元に話が進むので、精神論や根性論ではない点がオススメ。

ぜんぶ、すてれば

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この本で学べること

・捨てる贅沢

・何にも執着しない生き方(もちろんお金にも)

カンブリア宮殿などメディアでも注目された寺田倉庫の元経営者の著書。

潔く執着しない生き方は学ぶところが多い。

「ここまで出来ないよ!」と思うかもしれないが、自分とは全く異なる人の話を取り入れることも自分の幅を広げるために重要。

データよりも思想とか自伝に近い。

「年収○○円になりたい」「いい車に乗りたい」「家が欲しい」など、お金をどんどん稼がないと生活が成り立たない、お金に執着してしまう傾向があるなら、読んでみる価値あり。

私の生活流儀

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この本で学べること

・捨てる贅沢

・何にも執着しない生き方(もちろんお金にも)

・給与の四分の一の天引き貯金で倹約貯蓄した結果

・無理をしないで辛抱強く時節の到来を待つという投資指南

給与の1/4貯蓄と倹約したお金を投資して巨万の読みを築いた本多静六氏の著書。

他のシリーズもあるけど、まずはこの1冊。

粗食、節制、睡眠、住宅、衣服、自然療法、希望、精神の精進など日常生活を極めた人。

その基盤には、質素倹約があってのことだと思う。

節約・貯蓄・投資に加えて自分の生き方も考えさせられるのでオススメ。

年収200万円からの貯金生活宣言

この本で学べること

・家計管理術

・借金・浪費体質からどうやったら貯金体質になれるか

家計再生コンサルタントの横山光昭さんの著書。

家計の支出を「消費」「投資」「浪費」と分けて考える家計管理術。

人は収入が増えれば、それに応じて贅沢してしまうもの。

年収が300⇒500万に増えても、年収300万の頃の生活を続けていれば余裕が出来るはず。

生きている以上お金は切っても切れない。

家計管理はお金の基礎として学んでおきたい。

難しいことはわかりますが、お金の増やし方を教えて下さい

この本で学べること

・預金以外のお金の増やし方

・株やNISAや年金、保険のことなどの金融リテラシー

お金の勉強の第一歩としてはとても良い本で初心者向け。

お金の増やし方の基礎が学べる。

今銀行にしかお金を預けていないなら、絶対に読んでおいた方がいい1冊。

日本一カンタンな「投資」と「お金」の本

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この本で学べること

・長期投資の大切さと威力

・投資に対する考え方と具体的な投資の基礎

メリルリンチ日本証券で、富裕層向け資産運用コンサルティングもされていた著者。

投資知識ゼロの人間にとっては、大枠を掴むのにはピッタリの1冊。

とても読みやすく、投資に対する考え方は日常にも役立つ。

前述の『難しいことはわかりますが、お金の増やし方を教えて下さい』とセットで読みたい1冊。

2冊とも読めば、とりあえず投資初心者は脱せる。

本当の自由を手に入れるお金の大学

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この本で学べること

・お金の貯め方

・お金の増やし方

・お金の守り方

僕はこの著者のYouTubeも好きでよく聞いている。

YouTubeチャンネル両学長リベラルアーツ大学⇒コチラをクリック

本当は『いらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」』という本も紹介したかったんですが、この本でいらない保険についても解説されているし、こちらの方が網羅性が高い。

銀行金利が0.001%の時代には貯めるだけではだめで、増やすことも学ばなければいけない。

増やしても失わないように、守らなければいけない。

著者もYouTubeでよく「自分を守るために知識武装しましょう」とおっしゃっている。

世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉

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この本で学べること

・「貧しさとは?本当の豊かさって何だろう?」と自分の生活や価値観を見つめ直すきっかけ

「豊かな人=お金持ち」

この公式が頭で成り立ってしまっているなら、絶対読んでおいた方がいい。

【番外編】インベスターZ

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お金は何も活字の本からだけ学ぶものじゃない。

僕は三田紀房さんの他の著書や「ドラゴン桜」「マネーの拳」「砂の栄冠」などの漫画も好きでいろいろ学ぶことも多い。

中でも「インベスターZ」は中学生が主人公の設定なので、お金の知識ゼロでも漫画としても面白くて、かつ投資についても学べる。

漫画は学生が暇つぶしや楽しむためだけのものじゃない。

大人になって凝り固まった頭をほぐしてくれる絶好のツールだったりする。

ちなみに新品全巻セットなら『漫画全巻ドットコム』、中古全巻セットなら『全巻漫画.com』がおすすめ。

もっと読みたい時はkindle Unlimitedがお得

お金の使い方には生き方が表れる

メンタリストじゃなくてもその人がどこにお金を使っているのかで、その人をある程度読み解くことも出来る。

例えば、ブランド品や高級品の服や時計で自分を着飾る人は、「本当にそれが好き」とか「良いと思って選んだものがたまたま高かった」いう人を除くと、自信の無さのあらわれだったりする。

自信の無さを覆い隠すために、すでにブランドや価値が証明されているものに身を包まなければ、自分の価値を認識できない。

僕はバカなのでもっとバカな道に足を踏み入れないために、知識に投資してきました。

体力は年齢とともに衰えるけど、知力はボケるまで伸ばせると思ってる。

年齢を重ねると、知識も経験も積み重なっていく。

そういう意味で、本で勉強して知っておくことが重要だと思っています。

知らなくて損することはあっても、知っていて損した経験は今までにないから

そうは言っても、本をバンバン買っていると出費も気になる。

そこで僕は1年以上前から月額980円で200万冊読み放題のkindle unlimitedを使うことにしました。

今回紹介した本の中にもkindle unlimitedで読めるものもあるので、気が向いたらチェックしてみて下さい。

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