日、このような男性の意見を耳にしました。
「今の男性は生きづらい。男性というだけで女性に配慮した言動や行動をとって、批判も甘んじて受け入れなくてはいけない。そのくせ、男性の経済力に依存するし、荷物運びとかさせるし
ウンザリです。」
何かこの世の女性に、恨みでもあるんでしょうか?w
結論から申し上げると、ポイントは次の5つです。
・男女関係なく、相手に配慮した言動や行動をとらなければいけない
・正当な批判は、受け入れて変化する
・依存心の強い相手とは、付き合わなくていい
・男女の力差を考えれば、荷物運びくらいはしましょう
・自分の気持ちに素直になる
世の中は、需要と供給で成り立っています。
男女もそう。
需要のあるところに、供給できるのがモテ男。
需要のあるモノを作って売れる企業や個人は儲かる。
すごくシンプルです。
一方で、需要に応える義務もない。
だから、選択肢は2つのうちどちらかです。
・市場が求めているものを売るか
・ただ自分が作りたいものを売るか
恋愛市場においては、自分も1つの商品です。
・女性が求める男になるか
・我が道を行くか
前者の場合は、iPhoneや売れっ子芸能人や人気の車など、熱烈なファンがいたり、多くの人が「欲しい」と思うものですね。
後者の場合は山奥にこもって、ただ自分が納得のいく器を作る陶芸家のようなものです。
売れるかどうかは二の次、三の次。
もし、あなたが生きづらいのだとしたら、後者のように変化をかたくなに嫌い、「いつか分かってくれる人がいる」と思っているのではないでしょうか?
「俺が悪いんじゃない。世の女性が間違っているんだ。」
と思っているんじゃないでしょうか?
『正しいのは世間様』
人間というものはどうしても「自分のことを正しいと思いたい存在」なのです。
誰であっても、自分の正しさを裏付けしてくれる人の言葉に耳を貸してしまいます。
私でも、そんな時は沢山あります。
そんな時、盲目にならない唯一の方法が「衆知」です。
より広く、人の声に耳を傾け、多くの人の表情に目を向け、イエスマンが言う現実(自分にとって都合のいい解釈)ではなく、赤の他人様が言う事実(誰の目から見ても理にかなった情報)を見出すこと。
とにもかくにも、自分が知っている身内より、自分を知らない世間は正しい。
世間の求めに応じて努力するしかありません。
ベンジャミン・フランクリン
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。
チャールズ・ダーウィン
では、冒頭でお話した5つのポイントを順に解説します。
・男女関係なく、相手に配慮した言動や行動をとらなければいけない
・正当な批判は、受け入れて変化する
・依存心の強い相手とは、付き合わなくていい
・男女の力差を考えれば、荷物運びくらいはしましょう
・自分の気持ちに素直になる
心穏やかにラクに生きるためには、変えられないどうしようもない外的な要因のものを変えようと
しないこと。
変えられるどうにかなることだけを変えることです。
男女関係なく、相手に配慮した言動や行動をとらなければいけない
「男性というだけで女性に配慮した言動や行動をとって、、、」についてなんですが、別に女性に限らず全ての人に、配慮を忘れてはいけません。
家族だろうが、他人だろうが。
『親しき中にも礼儀あり』という言葉があります。
だいたいケンカが起きる原因は、他人には言わないことを友達に言ってしまったり、友達には言わないことを恋人に行ってしまったりするからです。
男だから、女性にだけ配慮するわけじゃないんです。
誰に対しても、配慮を忘れなければ女性の前で特別なことはしなくてもいいんです。
正当な批判は、受け入れて変化する
批判も同じで、”男性だから”受け入れなくてはいけないなんてことはありません。
僕はたかだか30数年しか生きてないので、自分が全て正しいなんてことはあり得ません。
きっとこの感覚は、100年生きても変わらないと思います。
ただのクレーマー的な批判は受け入れる必要はありませんが、自分が間違っていると思ったり、相手の行っていることの方が筋が通るなと思うなら、受け入れることも必要です。
同じ日本人でも、育った家庭や地域、経験が違えば価値観や風習は違うものです。
この世に全てにおいて、自分と全く同じ考えかや価値観の人は存在しません。
それなら、人との違いを受け入れ、いいと思ったことは積極的に取り入れて自分を進化させていった方が、自分自身も自分の人生も良くなると思いませんか?
現状維持と思った時点で、自然と年齢は重ねていきます。
年齢に合わせて自分も進化させられる人は、本当に尊敬できます。
依存心の強い相手とは、付き合わなくていい
男性の経済力だけでなく、依存心の強い人といてもエネルギーを消耗して、一緒にいてもなんだか疲れてしまいます。
僕はお互い精神的にも自立しているからこそ、1+1が2にも3にもなると思っています。
大人の付き合いとは、そういうことなんだと思います。
依存心が強い人は、与える人じゃななく奪う人です。
自分に足りないものを、相手で埋めようとしているだけです。
恋愛依存症やアルコール依存症は、心のスキマを相手や酒で埋めようとしているんです。
「1人でも十分幸せだけど、2人でしか味わえない幸せもあるよね」というスタンスの人同士だと、長く続く関係を築けると思いますよ。
世の中の全員に好かれる必要もないし、嫌いな相手に好かれる必要もありません。
男女の力差を考えれば、荷物運びくらいはしましょう
「男なら○○すべき」という考え方は、僕は好きじゃありません。
しかし、重いものに関しては、ほとんどの場合で女性より男性の方が力があります。
だから、力のある男性がやればいいんじゃないかなと思います。
女性から、「男なんだからやってよ。」って言われると、ゲンナリするのは確かです。
押し付けや強要が嫌なだけなんです。
僕は基本的に、「男だから、、、」「女だから、、、」という考え方に全然しっくりきていません。
得意な方がやればいいと思っています。
だから、男性が料理が得意なんだったら結婚後も男性がやればいいと思っています。
「男だから」「女だから」「長男だから」
そういった理由のようで、実は理由になっていないことに執着しない方がいいですね。
自分の気持ちに素直になる
生きづらい原因で一番大きいのは、親・TV・学校・友達の影響で知らず知らずに身につけた「世間の常識」や「当たり前」です。
世間の常識や世の中の当たり前は大多数の意見であって、正解ではありません。
僕は友達もいらないと思っていますし、会社員でもありません。
世の常識だと、友達が多い方が充実していて、会社員の方が安定しているみたいな風潮があります。
しかし、僕は数年前にある人にこう指摘されてから、生きるのがとてもラクになりました。
「みんなが知っていることを知っている必要はない。」
それからは、興味を持ったことはとりあえずやってみました。
心理学、脳科学、ダーツ、ビリヤード、マーケティング、コピーライティング、MLM、新興宗教、転職、などとにかくやってみました。
その結果、消費者金融で200万まで借金がふくらんだり、5回転職したり、2回軽いうつになったりしましたが、全ての経験が今の僕に繋がっているので、不思議と過去には何も後悔はありません。
世間体とか、人の目とか気にせずに、最後の決断は自分でしてきたからだと思います。
人に言われたことをやって、世間体とかを気にしてたら、後悔しまくってたでしょうね。
まとめ
生きづらい原因は、変えられないものを変えることに力を使っているからです。
相手の価値観や考え方、起こる出来事をコントロールはできません。
自分の感じ方や考え方、見方を変えていって、常に変化し成長し、進化していくことが生きづらさを解消する唯一の方法です。
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