「仕事辞めたい…」
仕事を続けていると、こう思う瞬間があると思います。
実は、会社を辞めたいと思ったことがある人は88.9%もいるんです。
実際に、僕自身35歳になるまで4回の転職を繰り返しながら、今こうして兼業ブロガーとしても活動しています。
この記事では、20代で仕事を辞めたいと思った時に考えておきたい5つの事をご紹介します。
記事を読み終えると、今何をするべきかが明確にわかります。
・「仕事辞めたい」と思ったら、考えておくべき5つのポイント
・今辞めるかどうかに関わらずやっておくべきこと
仕事辞めたい20代が考えるポイント1:なぜ辞めたいのか?
仕事を辞めたいと思うことはわりと普通のことです。
冒頭でもお伝えしましたが、働く人の88.9%が仕事を辞めたいと思ったことがあるようですし、僕もその中の1人でした。
参考:まいどなニュース
実際に、会社勤務をしている男女1,000人への調査で「どんな時に仕事を辞めたいと思うか」を聞いたところ、理由として挙げられたのが次のようなことです。
1位・・・職場の人間関係(23.2%)
2位・・・理不尽な扱い(21.1%)
3位・・・仕事量や残業が多い/休みが取れない(14.7%)
4位・・・給料が安い/ボーナスや昇給がない(11.7%)
5位・・・上司と合わない(6.7%)
「なぜ辞めたいのか?」を自分なりに洗い出しておくと、転職を考える時に指標になります。
・職場の人間関係は、仕事で関わるだけの人として割り切れるから、給料を上げたい。
・給料は今よりちょっと下がってもいいから、残業の少ない仕事をしたい
・職場の人間関係が最重要だから、社内イベントやアットホームな会社で働きたい
・自分で決めて仕事を進めたいから、将来独立できるスキルを磨きたい
今、なぜ辞めたいと思っているかを明確にすると、自分の理想と現実のギャップのどこを変えていけばいいかも分かってくるはずです。
実際、僕はあまり人から干渉されるのが好きじゃないので、1人で仕事を進められることが出来ることを優先しています。
一部上場企業を1社は2年弱、もう1社は半年で辞めていますが、全く後悔はありません。
10年勤めた会社は小さな会社でしたが、好きだったというより自分のスタイルに合っていたみたいです。
ただ、「このまま続けても何かスキルがつくわけでもないしな…」と思ったことがきっかけで辞めました。
仕事辞めたい20代が考えるポイント2:転職したら解決できるのか?
転職しても、今の問題が解決できない場合もあります。
なぜなら、自分自身の問題かもしれないからです。
先ほどのランキングをもう一度、見てみましょう。
1位・・・職場の人間関係(23.2%)
2位・・・理不尽な扱い(21.1%)
3位・・・仕事量や残業が多い/休みが取れない(14.7%)
4位・・・給料が安い/ボーナスや昇給がない(11.7%)
5位・・・上司と合わない(6.7%)
パワハラなど、客観的に見て誰もがおかしいと感じる理不尽な扱いは場所が変われば無くなるかもしれません。
しかし、人間関係はどうでしょう?
実際に、人間関係では話し手と受け手がいますよね。
人間関係を分解すると、話し手の力量と受け手の力量に分けられます。
受け手の力量の1つに、事実と解釈を分けて考えられているかが上げられます。
例えば、「お前は仕事ができない」と言われたとします。
仕事ができないのは事実かもしれませんが、あくまで今やっている仕事においてです。
そして、事実だけを見るなら、
・資料作りが遅い
・要領が悪い
ということを仕事ができないと言っているのでしょう。
もっと分解するなら、「遅い」とか「悪い」というのは、その人から見た主観判断です。
そして、他の社員と比べて遅いとか比べる対象があるはずです。
だから遅いとか悪いという判断は主観的感想か他との比較の結果で、事実ではありません。
事実は、「〇ページの資料作りに〇時間かかる」ということだけです。
事実は一つでも、解釈は人によって異なります。
だから、話し手に100%問題がある場合を除いて、受け手側の問題を解決しないと、人間関係の問題は職場を変わってもついてくることがあります。
仕事辞めたい20代が考えるポイント3:仕事が向いているか?
そもそも仕事が向いているのか?
なぜなら、向いていない仕事や興味を持てない仕事をやっても楽しいはずがないからです。
もちろん与えられたことを面白がることも大事です。
しかし、楽しいから追求しようと思うんです。
僕も小さい頃から野球をやっていましたが、誰に指示されるわけでもなく技術を向上させようとします。
反対に僕が半年で辞めた飛び込み営業は、今思っても全く向いていなかったと言えますし、転職するにしても絶対に避けます。
向き不向きというのは、経験が浅い時代はタダの技術不足ということもあるので、下手でも楽しいかどうかを基準にしてもいいのかもしれませんね。
楽しいとか、好きと思えるなら勝手にスキルを追及したり、新しい方法を試したり向上したいと思うはずです。
仕事辞めたい20代が考えるポイント4:働き方が向いているか?
今の働き方は自分の理想とどれくらいギャップがありますか?
通勤の時間を含めたら、1日の大半を占める仕事。
しかも毎日繰り返されることです。
人生の軸と言ってもいいかもしれません。
ここに毎日ストレスを感じていたら、だんだん毎日が苦痛になってきて、最後には会社に行くのも嫌になってくると思います。
実際僕は、2度軽いうつ症状で会社をやめたことがあります。
根性無しと言われたらそうかもしれません。
新卒で入った会社を辞めた時は、次のようなことが原因で辞めました。
・リーダーの一存でその日の残業が決まる曖昧さ
・配属された(勝手に決められた)5人1組での作業
・いつ残業になるかもわからないので、休日以外は予定が組めない
・寮で先輩に合うので、全体的に窮屈な生活
入社半年で辞めた会社は、次のような理由で辞めました。
・飛び込み営業の効率の悪さへの疑問
・毎朝の朝礼
・毎週月曜日は、朝礼+営業成績報告
・営業所に入ってきた時の体育会系すぎる挨拶
わがままと言われたらそれまでですが、どうしても従えないルールがあるとか、精神がやられるほど苦痛ならやめた方が正解です。
どちらも共通していたのが、毎朝朝礼とラジオ体操があることです。
他の人にしたらどうってことない事でも、僕にとっては毎日通る苦痛な道。
今は、自由度がわりと高いので、それなりに楽しくやっています。
だから、働き方の中では、自分がどうしても嫌なことを避けることも重要です。
仕事辞めたい20代が考えるポイント5:本当にやめるべきかどうか?
本当にやめるべきかどうかは、一番迷うところですよね?
迷うなら今の会社にいながら、転職サイトに登録しておいた方がいいです。
迷っているということは、今の会社で続けるとう選択肢が少なからずあるが、いいとこが今よりいい条件や興味を持てる場所があれば移りたいということでしょう。
だから、片足は今の会社に残しつつ、転職サイトに登録しておいて、次の目星をつけておいた方が良さそうです。
一番いけないのは、「今の会社しかない」と逃げ道を塞いでしまうことです。
逃げ道を塞いでしまうと、どれだけ理不尽なことがあっても、どれだけストレスを抱えても、「ここ以外に道がない」と思い込んでしまい、視野が狭くってしまうことです。
転職サイトに登録して、「仕事は山のようにあるから、今のところがホントに嫌だったら、他探してみよ」という余裕を持っておくことが大事なんです。
比較することで、今まで見えていなかった今の会社の方がいい理由も見えてくる事もありますからね。
最後に
では、当記事をまとめます。
・なぜ辞めたいのかを明確にする
・転職したら今の問題は解決するのか?
・今の仕事がそもそも向いているのか?
・今の働き方と自分の理想の暮らしとのギャップ
・本当にやめるべきか?
「仕事辞めたい」と思ったら、上記の5つは考えておいた方がいいと思います。
今のところでスキルを磨いてフリーになる道、今のところで得た知識を基に副業を始める、そこそこ働いたところで失業保険をもらいながら期間限定でニート生活をしてみるなど、転職以外に選択肢は沢山あります。
何にしても、じっくりと自分と向き合うことが大事になってきます。
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