忘れっぽいのを治したい…。
悪いことだとは思いますが、忘れたくて忘れてるわけじゃないんです…。
注意されるたびに忘れないようにしていて、治そうとしている。
でもすごく難しい…。
わかります。
僕も自分がものすごく忘れっぽいのを自覚しています。
人間は忘れる生き物なんです。
あなたも忘れっぽいのを自覚されているのであれば、これから紹介する2つの対策をすることで欠点を補ってしまえばいいんです。
1.すぐやる
2.スケジュールに入れる
簡単に言えば、上記の2つです。
忘れっぽい人の2つの対策の詳細をお伝えする前に、人間の記憶はそもそもどれだけ曖昧で頼りないものかを知っておいた方がいいでしょう。
これを知っておくだけで、忘れてしまった時の罪悪感や自己嫌悪が減りますよ。
人間の記憶は頼りないものだと知る
「エビングハウスの忘却曲線」をご存じでしょうか?
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスというおじさんが証明したとされる人間の記憶の再生率を表したものです。
この図だけ見ても、さっぱり意味が分からないと思いますw
簡単に言うと、全ての人間は忘れる生き物だということです。
だから、忘れっぽい人がいるのではなく、人間は忘れるように出来ているということなんですね。
ということは、記憶に頼るのではなく、忘れことを前提にする必要があるんです。
僕のような凡人の記憶容量なんて、たかが知れています。
忘れっぽい人の対策法①すぐやる
1つ目は、覚えているうちにすぐやることです。
例えば、朝のゴミ出し。
「ゴミを出しに行こう」と思いついた時には、「ゴミを捨てに行こう」「ゴミを捨てに行こう」と心の中で唱えて、それ以外のことは考えないというのがコツです。
忘れっぽい人の特徴として、やらなきゃいけないことがあっても、目の前のことに意識が移ってしまって、そうなると前のことを忘れてしまっていることが多いことです。
ゴミを出しに行く途中に、玄関に置いてある靴の汚れが気になって、靴を磨いていたらすっかりゴミを出すことを忘れていたとか。
休日に部屋を片付けようとしていたら、思い出の写真の思い出に浸って、1時間たっても片付くどころか、逆に散らかってるなんてことも。
人間は目から入った情報に振り回されやすいので、目に入ったものを次から次へと処理させないために、ゴミを捨てに行くときは、「ゴミを捨てに行く」と何度も唱えながら、ゴミを捨てることだけに意識を向けるように自分を騙してみて下さい。
すぐやらなくて、やらなきゃいけないことを後回しにしておくということは、それをずっと頭に留めておかないといけないということです。
記憶しておかなきゃいけない事を溜めないために、”すぐやる”ことで、覚えておかなきゃいけない事が処理され、記憶の容量に空きを作ってくれます。
今すぐやれることならいいですが、3日後とか1週間後などの予定は、②の対策法がおすすめです。
例えば水曜日くらいに、「土曜日の休みは午前中に部屋の片づけでもしようかな」と思ったとします。
土曜日の午後になって、「しまった!片付けする予定だったのに…。でも、今からは面倒だな。午後はゆっくりしたいし…。」となってしまわないために、僕は次に紹介する方法をよく使います。
忘れっぽい人の対策法②アプリに記憶させる
2つ目は、忘れてしまうことを前提にアプリに記憶させることです。
僕はもはや、自分の記憶力を信用していませんw
だからGoogleさんのスケジュールアプリになんでも突っ込むことにしています。
・図書館に行くor本を返す
・UFJに入金
・実家に電話
・キレイキレイを買う
・座布団を押し入れにしまう
実際に上記のようなことまで、やろうと思ったことは何でもアプリに記憶させておきます。
なんでも突っ込むんですが、大事なことがあります。
それは日にちと時間を決めてしまうことです。
人間の「いつかやろう」の”いつか”は果たされることなく終わることがほとんどです。
昔のドラマで「いつかやろうは馬鹿野郎」と言っていたのを思い出します。
本当にその通りだなと。
だから、今すぐやらなくていい事、後でやろうと思っていること、1週間後の約束など、その場で日時だけ決め、アプリに覚えさせるんです。
日時ははっきり決めなくても、ある程度でもいいんです。
先ほどの片づけの例でいうならば、1月21日(土)の午前中って思うんだったら9時でも10時でもいいので、適当に予定だけをスケジュールアプリに入れておきます。
当日覚えてなくても、アラームを設定しておけば知らせてくれますから、何日も覚えておく必要すらなくなるというわけです。
“忘れっぽい”は対策で乗り切れる
僕は忘れることを前提にしているので、最近は道を覚えようともしません。
繰り返し入ってきた情報は、覚えようとしなくても、脳が勝手に「この情報は重要だ」と認識して長期記憶フォルダに保存してくれています。
だから、CMで流れている歌や毎日の通勤経路は、覚えようとしなくても誰でも覚えられるんです。
人間は忘れるように出来ている生き物で、忘れることは普通です。
記憶の容量や記憶の仕方は個人差がありますが、忘れることを前提に生活を組み立て、忘れてしまった時の対策をしておく方が楽だと思います。
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